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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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夏休み/地上の夜編

石垣島遠征・夜の生き物編です。

とにかく初めての石垣島、下調べする時間もなく、
どのあたりをどう探せば南西諸島の固有種に出会えるのか皆目わからんので、
とりあえずひとつガイドツアーに参加してみるべし!
てことで、到着したその日、夜の森探検ツアーに参加しました。


あ、その前に。
今回の旅行に出発する5日前、愛用のガンレフがいきなり壊れた。
カード書き込みもできんければ、電源を落とすことすらできん。
サービスセンターに持ち込んだものの、
そこで治せる症状ではなく出発までには間に合わんと言われた。
ま、日数からして無理は覚悟しとったけど、なんちゅう間の悪い。

なので、悲しいかな今回の遠征録はすべてコンデジ&スマホ画像のみです。
しかもこの夜のツアー、ストロボなしでどうにかしてやろうとゆう
暴挙に出ており、なかなか悲惨な出来映えです。
ぬーん。

−−−−−−−−−−−−

夕闇が近づく中、現場に到着早々空からむかえてくれたのは、
ボリュームがカラスほどもあろうかとゆう
ヤエヤマオオコウモリたちでした。
一度は横顔のシルエットがはっきり見えるくらいのところを横切って、
なんかもうそれだけでこみあげてきたもんです。
身近なコウモリってことやけど、結局この時しか見てない。写真ナシ。


−−−−−−−−−−−−


眠るベニモンアゲハ!

ベニモンアゲハ

ジャコウアゲハとモンキアゲハのハイブリッドみたいな模様だ。
やはりジャコウ同様、赤い腹は警告色で、毒蝶。
幼虫もジャコウにそっくり、食草もリュウキュウウマノスズクサだと。
もともとインド〜東南アジアの熱帯のチョウで、
昭和40年代に八重山に定着、以降は例にもれず北上中。
現在は奄美群島まで分布域を広げとるげな。


−−−−−−−−−−−−


眠るリュウキュウアサギマダラ!

リュウキュウアサギマダラ

うんうん、これもまたいかにも南国らしいではないか。
こちらも食草ガガイモが含むアルカロイドを持ったまま成虫になるらしいので、
捕食者にとってはいい迷惑。


−−−−−−−−−−−−


そして!

ナナホシキンカメムシ

早くも出たよ。
出ちゃったよナナホシキンカメムシ!
これだけはぜっっっっったい見たかった!
むちゃくちゃキレイ。これはまさしく宝石ですよ。
まるで甲虫の様相を呈する背面はもちろんやけど、
瑠璃色と赤に塗り分けられた足がまた繊細で美しい。

カメムシの仲間は幼虫時こんな風に集団をつくったりするけど、
なんで成虫になってまで集団でおるんやろ。
ここにも鈴なり、あっちにも鈴なりで、心なしかありがた味が……。
否。そんなこたーない。
ここでしか見れんのやし。
言うわりに写真がヘボくて残念すぎるけど。


−−−−−−−−−−−−


森のアイドル(?)キノボリトカゲ!
亜種が「オキナワ」と「サキシマ」とあってどっちかわからん。
聞くの忘れた。

サキシマキノボリトカゲ

トカゲとついてはおるけど、本土で見られるニホントカゲとはまるで別物、
もう何とゆうか、完全に熱帯系。
「ぐりん」とした目とか、いかにも木登り得意そうな指とか、
背中のトゲトゲとか。
こんなのがあたりまえのようにここに生きとる現実が素直にうれしい。

ガイドさんの「コレ見たら愛さずにはいられない」発言どおり、寝姿も満点。

サキシマキノボリトカゲ


−−−−−−−−−−−−


この探検の間じゅう、木の上から聞こえよった
甲高い「ぴん、ぴん、ぴん、ぴん」とゆう声。
鳥のようにもきこえるけど夜やし、
その主はこのアイフィンガーガエルでした。

アイフィンガーガエル

石垣島、西表島、台湾にしか生息せず、
しかも日本で唯一、母ガエルが子育てをする!
母ガエルは樹洞の水たまりなど数カ所に卵を産み定期的に巡回し、
オタマジャクシが孵ったら、なんと、
自分で無精卵を産みエサとして与えるんだと!
たまらんめーが、この!

まさにこのひとがおったすぐ近くには、
樹洞の水たまりで泳ぐちっちゃいオタマジャクシたち。
どう見ても一時的な水たまりっぽくて、干からびんのやろかと思うけど、
そこもちゃーんと計算済み、そうならんところを選ぶんやて。
泣けるぜ、母ちゃん。


−−−−−−−−−−−−


は〜〜〜〜。

見るもの聞くもの初めてのが目白押しで、
ずっと上がりっぱなしであっとゆう間に終了時間。

もちろん見れたのはこんなもんじゃなくて、写真に収められんかった
サソリモドキ、眠るアカショウビンコノハズク
サキシマヒラタクワガタオオシママドボタルの幼虫。
ほかにもバッタ・カネタタキ・ツユムシ・ゴキブリの仲間、などなど
おそらくほとんどが本土におらんやつ。

まーそれにしてもガイドさんの「森目」には驚かされました。
大まかな居場所は把握されとるんでしょうが、次々によー見つけなはる。
ツアー参加は大正解でした。
しかし……。
早くも「3泊では時間がまったく足りん!」ことを実感しはじめた
初日の夜だったのだ。


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-4 Comments

kanageohis1964 says...""
こんにちは。

出発直前にカメラに逝かれてしまったのは痛かったですねぇ。最近のカメラは完全に電子機器ですから、基板がいかれてしまうとどうにもならないのでしょうね。まぁ、これは「もう1回行け」という御託宣ということかも知れませんね。

それにしても南の島々は本土では見られない生き物がやっぱり多いですね。
2015.08.07 10:47 | URL | #- [edit]
のはらのむし says...""
帰ってきた時にはすでに石垣ロスな状態でした。
しかし先立つものがないことにはどうにもならんので、
次はいったいいつ行けることやら。

でもほんとに魅力的なところでしたよ。
以前は身の回りの生き物たちだけで十分と思ってたんですが、
南国にとりつかれる方々の気持ちがよくわかりました。
2015.08.07 16:04 | URL | #uai51wew [edit]
64ROCK says...""
「海編」もコーフンしたけど、やっぱ森にはかなわんね。
ベニモンちゃん、超うらやましい。
ディズニー映画に出て来そうよね。
アイフィンガーガエルの子育て習性は
アマゾンのヤドクガエルの仲間と似とるね!
熱帯故の収斂なのか、そもそも近い仲間なのか、
涼しくなったら調べよう。。
ガンレフの不在がホント悔やまれるのー。
まさにこれは再び行け、という事やね。
サソリモドキも超うらやましいわー。
次はヤエヤマヒメボタルとか、そっち系を写して来て欲しいなぁ。
2015.08.08 07:28 | URL | #- [edit]
のはらのむし says...""
あれ? 名前変わっとる。
ホタルやろー、それいいけど6月までやもんねー。
他のイベントとの兼ね合いしだいではそれもありか。
いつになるかわからんが、なんさま、次はガンレフ必携で。
2015.08.08 13:42 | URL | #uai51wew [edit]

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