ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
0

初体験

実は先日腰をやってしまって、ここ10日ほど虫歩きしておらんのです。
姫はなんだか強力な風邪にやられて、1週間学校休むは運動会出れんはの災難。
相方まで頭クラクラな、踏んだり蹴ったりな我が家。

もうそろそろゆるりとなら歩けそうな気がしたので、今日は軽く出てみた。


早々に、道ばたにキハラゴマダラヒトリ。 

キハラゴマダラヒトリ


ヒトリガの幼虫たちはモフモフした黒い毛虫状のため、
仲間内では親しみをこめて「クマケムシ」と呼ぶ。
よくものすごいスピードで道路を横断しよるとこ見かけるでしょ?
食いもんから食いもんを渡り歩きよる途中なのかもしれんけど、
わざわざこんなアスファルトの隙間から生えたの食わんでも
すぐ横に草地あるやん。
広食性とはゆうものの、何でもいいんかい!
たくましいっちゃたくましいけど、よーわからんなあ。

−−−−−−−−−−

ちょっと林に近づくと、こんな美女がおった。

キンモンホソガ/未同定

キンモンホソガの仲間と思うけど、特定できん。
精緻で美しいです。
ン? キンモンホソガ? でも頭のトンガリは?
ガの仲間にはこの手の突起がついとるのも多いけど、
キンモンホソガに限っては画像検索しても、
こんなんついとるやつは見つけきらん。
ナゾや。

追記20150723
正体判明、ギンモンカバマルハキバガでした。
頭のトンガリはどうやらキバガ、マルハキバガ科の特徴であるらしい。
まだまだ勉強不足です。


−−−−−−−−−−

この時期の風物となっとるイシガケチョウも。

イシガケチョウ

何度見ても飽きん造形ですねえ。
今年もまたさらっちゃおっかなー。
卵もあったですが、これ以上寄れん。

イシガケチョウ

−−−−−−−−−−

そのイヌビワでは小ちゃいタマムシたちが何やら走り回りよる。

ナガタマムシ/未同定

小さいうえに走りまわり飛びまわり、いっちょんじっとしちゃおらん。
ナガタマムシの仲間と思われ。
けど○○ナガタマムシって似たのがいっぱいおって特定できんわ。

偶然撮れた翅半開き。

ナガタマムシ/未同定

さすがタマムシ、見えんとこまでピカピカです。



普段の1/3程度しか歩いとらんけど、やはりカメラ構えるのは腰に負担がかかる。
今日のところはカンベンしとってやろうと帰路についたところ、
ふっと飛ぶ虫が視線の端を横切ったように見えて、
すかさず振り返ったけど何もおらん。
気のせいだったかと歩き始めたその瞬間、手にジガッ!と痛み。
「ハチか!?」と思って目をやると、黒いものがスーッと飛び去った。
目で追い、着地点に行ってみると、犯人はこやつ!

ヨコヅナサシガメ

ヨコヅナサシガメでした。

たぶんTシャツの脇腹のあたりにしがみついたところ、
ちょうど手が当たって身の危険を感じたんでしょか。

やっぱこいつら、あやうくなったら刺すったい!
サシガメに刺されるなんてもちろんはじめて。
しばらく痛かったけど一瞬のことやったし、
毒じゃねーし、たいしたことなかろう。
軽く吸い出しして、ムヒαEXでも塗っとこ。

(サシガメの仲間は昆虫などを捕え、
 鋭い口を突き刺して消化液を注入、
 液化してからちうちうします。
 なので私が注入されたのは消化液+たぶん雑菌も。
 ムヒαEXが効くかどうかわかりません)

その後蚊に刺されたような直径2センチほどのぷっくりした腫れができたけど、
3時間くらいで消えました。

ヨコヅナサシガメ

正確にゆうと半日過ぎた今も完全に消えてはおらんけど。
ちょうど予防注射した跡みたいに中心がぽつっと赤くて
まわりがじわっと腫れております。痛みはほぼない。

へへん、ヨコヅナに刺されたもんねー。
と、今日はニンマリしてしまう充実の虫果でした。
とはいえ、自慢する相手であるはずの姫が元気がなくてかわいそうだ。

小さい頃刺されたことがトラウマになって、マツモムシを毛嫌いしとる姫も
こんな痛みだったんだろか。
でも腫れはせんかったような気がするな。



にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村


自然観察 ブログランキングへ

スポンサーサイト
4

復活

春も行きて、すっかり初夏。
今年に入ってずーっと4月まで休みがなかったり、
その他諸事情あっておひさしぶりです。


復活一発目は飼育ネタで。

これまで何年にもわたってチャレンジするものの、
いまだ飼育に成功していないルリタテハ
とゆうのも、過去の記事を読んでいただいた方にはおなじみな話ですが、
寄生バチにやられる確率が破滅的に高い。
今年は数打ちゃ当たるかも作戦で、4頭連れてきました。

ルリタテハ

しつこいようですが無毒です。
イラガのふりしたいんやろか。

ちなむと、これはアオイラガ、有毒注意。

アオイラガ

まあ知らんかったら普通の人はどっちも触らんと思うけど。



なかなかシャイで顔を見せてくれんので、やっと撮れた。
吸盤状の腹脚もよく見えます。

ルリタテハ

どんどん食べて大きくなって

ルリタテハ

4頭おるけん、今年はどれか逃れとるやろ、逃れとってくれ。

そう願いながらGWキャンプから帰ってくると

ルリタテハ


どろ〜〜ん

1頭残して全滅。そしてその1頭も翌日には……。
あ〜〜〜〜も〜〜〜〜〜。


でもまだ今年は早い。あきらめんよ。
まだ遅くにふ化した幼虫がおるかもしらん!
ので、さっそく食草ポイント探して終齢2頭を補充!
一見健康そのものではあるけども、これがわからんもんねー。

それから数日が過ぎたある日、1頭が徘徊しよる!
チョウの幼虫には、サナギになるための場所を探して徘徊する種類も多い。
これはもしかして、そのための徘徊か?

とゆうぬか喜びもつかの間、やっぱり2頭ともアウト。

しかも今回はとうとう、ハチ子たちが出てきて蠢くところを目撃してしまった。
その画像はあまりにも衝撃的で、
一般公開には不適切と思われるので、自粛します。
これまで繭になった状態しか見とらんかったけど、
このシーンは決して気色の良いものではありませんね。

手塩にかけた幼虫たちを文字通り食い物にされ、
このシーンを目にしたら、どうしても「カタキ」的な目で見てしまいがちやけど、
実際のところ先に卵を産みつけたのは母バチで、
横入りしよるのはこっちなんよね。

平常心平常心。平等に平等に。

しっかしどうですかこの確率。6頭中6頭、百パーですよ!
なぜにこんなにルリタテハは寄生バチに好かれるのか。
てゆうか、このタテハサムライコマユバチ(たぶん)は、
ルリ幼虫の特別な何かに依存しとるんやろか。
今年は卵から見つけてくるつもりやったけど、諸事情のせいで出遅れたもんなあ。
はたして羽化までこぎつけられる日は来るんやろか。

−−−−−−−−−−

話変わって、先週、知り合いから
オオミズアオの若齢里子をもらってきました。

オオミズアオ

成虫がおったので手に乗せとったら、その場で産卵おっぱじめたそうで。
残り6頭飼育中げな。
終齢になってからのえさやりが大変かろうやー。
去年、オオミズアオと思い込んで連れてきたヤママユの食い方がものすごかったもんな。
きっとこいつも違わぬ大食漢であろうぞ。

ああ、でもその先、あの美しい姿が目の前で現れるかと思うと、
今からゾクゾクしますね。

−−−−−−−−−−

そしてもひとつ。
去年ジャコウアゲハ飼育のためにとってきたウマノスズクサが、
冬を越して元気に育ってきたので、ならば!
と、里子もらいに行ったついでに今年も卵をとってきた。

現在2齢、まだまだちびっこ。

ジャコウアゲハ

どちらもちょいと遠方の採集場所へリリースしに行かねばならんとゆう
手間はかかるけど、あまりある楽しみがありますんで。
やめられんです。



にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村


自然観察 ブログランキングへ

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。