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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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みどずきんちゃん

話は9月のキャンプにさかのぼって。

姫のクラスメイトが、実は姉妹そろって虫が大好き、
しかもキャンプが大好きと判明したので、珍しくグルキャン。

てゆうても、まだ母同士が懇談会でおしゃべりした程度だったので、
がっつり組み合うことはせず、現地集合で行きも帰りも別行動。
テントは隣同士けど、現地でもずっと一緒ってわけでもなく、
要所要所で一緒になるくらい。
でも人見知リストな私にとってはちょうどいい感じ。
子どもたちもめっちゃ楽しそうでした。


で、初日。
それぞれほぼ同じ頃に到着して、大人組が設営しておると、
子ども組がさっそくなんか仕入れて連れて来た!

ニッコウフサヤガ

なんじゃこりゃ!
フタコブラクダか?
もちろん初見す!
またひと目ぼれた!


葉のくずか地衣類のくずを背中に乗せとるんやろか。
にしてもコブの中身は?
こげなことするのはたぶんガっちゃんやろけど、おもろすぎる。

さっそく「イモムシハンドブック」の出番。
その時は色にだまされてシラホシコヤガか?
ってことで落ちついとったけど、
帰ってからちゃんと調べたらニッコウフサヤガですね。
地衣類系グリーンより、枯葉系茶色が一般的みたいやけど、
このあとモミジにて何頭も見つけたので間違いなかろう。
やはり植物片を高く盛り上げて体に付着させると。


幼虫本体はどんな形しとるのか気になる!
ものすご気になる!
剥きたい。剥きたい。剥きたい。
でも子どもたちでも我慢しとるんやけん、ここで負けたら示しがつかん。
……我慢したですよ、大人やし。
小学男子やったら間違いなく剥いとるな。

ニッコウフサヤガ

この写真から予測するに、本体はたぶん細いもんね。
そこにこのボリュームある頭巾とコブを乗せて、
いったいどんな効果があるんやろ?
カモフラだったら表面を覆うだけではダメなん?
けどどの個体も多少の違いはあれど、
基本的にこの形になっとるので、きっと深ーい意味があるんやろ。
その技には感服です。

そして極めつけはこの動き!



ね? 泣きそなくらい完全KOされたでしょ?

そしてその後、子どもたちに愛でられすぎたこのひとは、
妙にほっそりとなってリリースされました。
やっぱし中身は細かった。
でも写真撮り忘れた。バカばい。

−−−−−−−−−−

姫にとってはすっかりおなじみになったミズカマキリやらタイコウチにも
たいへん手応えのある反応でいちいち感動してくれるので、
見せがいもあるっちゅうもんで。
まっさらっていいなあ。
「生き物係」の姫が学校に連れて行くイモムシたちを
一番熱心に観察するのもやっぱりこの子だそうで、
ずっと姫の虫友として一緒に遊んでほしい。

ミズカマキリ


おまけのダブルヤママユ。
2“羽”と呼びたくなる堂々たる存在感。

ヤママユ



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枯葉系

いやはやしばらくぶりでございます。
とんでもなく忙しかった。
ようやくふた山くらい超えたけど、まだしばらく続きそうです。



本日、うちのすぐ横の道路を自転車で通過中、
気になる枯葉が落ちとったので、引き返してみたらこのひとであった。

タテハモドキ

てゆうてもこの手のチョウは翅裏じゃわからんのよねー、
まだまだ修行中の身の私には。

上翅の先端がちょっと羽化不全気味。
しかもまっすぐに立てんみたいで斜めっとる。
とりあえず車に轢かれんようにはじっこに移動して……
てゆーても、すでに軽く轢かれた後かもしれんけど。

手に乗せようとしたらパタパタしたので正体がわかった。

タテハモドキ

あー、タテハモドキか!
上翅前方のギザギザ模様とか色が好きやん。
蛇の目模様も鮮やかな、れっきとしたタテハチョウ科のチョウ。
だのになぜ“モドキ(=似て非なる=偽物)”なのか、
とは誰もが考えることであるはずで、
ネット上でも多くのサイトで記述が見られる。

一説によると、タテハチョウ科のチョウは、
名前の由来にもなっとるように、
翅を立てて止まることが多いのに対して、
タテハモドキは開いて止まることが多いからとゆう。

「タテハチョウ=立羽蝶」の命名自体が常々疑問であった私。
逆にいつも立てて止まるやつのほうが少なくね?
イシガケチョウなんかたいてい忍者みたいにペターっと開いて止まるやん?
今日のタテハモドキは立てとったし、
いっそ“ジャノメモドキ”のほうが納得いくけどなあ、
とか思うわけですが、まそれはおいといて。


近隣の太宰府市とか筑紫野市ではちょくちょく見かけるけど
ここらで出会うのははじめてやなあ。
記録としてとどめておくため家にカメラ取りに戻って撮影。

福岡市内でも2000年代以降あちこちで発生しよるみたいやけど、
もともとは南方系のチョウで、やはり例に漏れずだんだん北上しよるそうな。

このまえの台風で飛ばされてきたのか、
それともこの近くに発生する場所があるのか。
後者ならば、水辺の「オギノツメ」とやらが食草げなけん、
来年は探してみるべし。幼虫見たい!やん。

−−−−−−−−−−

話変わって、こっちはひと月ほど前、熊本のキャンプ場での写真。

クロorウスイロコノマチョウ

やけん裏ではわからんって!と何度ゆうても裏しか撮らんバカ。

だって見た瞬間ウスイロコノマチョウと思ったんやもん。

うちで羽化った2頭のクロコノマチョウ↓とは明らかに違う
模様に色、絶対別種と思うし。

これですよ?

クロコノマチョウ
クロコノマチョウ


でもこの時の調べで、クロコノマもウスイロコノマも
オスメス、夏型秋型、個体差とかいろいろあって、
結局翅表を見んことにはわからん!っちゅう結末だったのではないか?

またもや今後に課題を残すことになった。

でもなあ、ちょっと変わった虫を前にすると
あっとゆう間にテンパってしもて、冷静な判断力がなくなるけんなあ。
根本的にこのあたりの行動パターンを改善せんことには、
いつまでたっても課題の山は高くなる一方のような。



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