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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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プチ遠征 続き

週末のプチ遠征の続きです。

ジモ友(ジモティー虫友)の案内でたどりついた林の縁で、
うれしいタマムシ攻めに合ったあと、視線を横に移すと
こんどはたくさんのサルトリイバラ。
丸くてツヤツヤしとるし、明るいグリーンにピンクの縁取りで、
どこにあってもよー目立ちます。
サルトリイバラといえば、ルリタテハ
あるある、食痕があちこちに。

そっと葉をめくると
ルリタテハ


まだ2齢くらいでしょうか。
このトゲトゲ、いかにも毒やけど、全くの無毒です。
大きくなるともっと激しいカラーリングで、
さらに毒持っとる風をアピールするけど、見かけ倒しもいいとこで。

おととしは、そろそろサナぐかという頃になって、
寄生が発覚してお亡くなりに。
去年はとうとうホームで見つけきらんかったので、
今年は、と必ずチェックしよった矢先のこと、
迷うことなく収穫袋へ。
羽化ってからここまで戻しにくるのは、確かにめんどくさい。
でもまたホームで見つけきらんかったら、ねえ。
これ↓の羽化したてが間近で見れるんなら、それくらいの手間は惜しまん。

ルリタテハ

いや、成虫はいっぱいおるし、ただ幼虫見つけきらんだけの話なんやけど、
確実性をとりました。
た〜のし〜み〜。


−−−−−−−−−−


さて、続いて林の中、ジモ友イチオシのモノを見に、いざ。

すでに日が傾きかけて、うす暗い林の中、
地面に白い物体がぽつぽつと。

おお!これがかのギンリョウソウか!
大田こぞう女史が番組「月下虫音」中で語り、
ブログでも何度も登場しとるやつ!
参照記事

ギンリョウソウ

はじめて見た。
暗い中に浮かび上がるせいか、自ら発光する馬の頭みたい。
なるほど「銀龍草」とゆうのも言い得て妙。

地中にある菌類に寄生しとる植物ってことやけど、
日光がさし込む部分を狙って出てきとるようにも感じるそうな。
このひとたち自身は光合成することはないはずやのに。
どーせなら光差す中にたたずむ姿を見てみたい。
暗くて満足な写真も撮れんかったし。


−−−−−−−−−−


さ、最後もホームではお目にかかれんものをば。

ウマノスズクサに産みつけられたジャコウアゲハの卵。

ジャコウアゲハ

ウマノスズクサ自体に毒があり、それを食べた幼虫も毒を持ち、
成虫にまでその毒が持ち越されるとゆう。
葉の色が紫がかっとって、ちょっとドクダミっぽくもあるけど
さらに色に濁りがあって、妙に毒々しい。

ジャコウアゲハは今まで成虫しか見たことなくて、
幼虫もサナギも相当あこがれ度高し。
もちろん卵もそうでした。

ジャコウアゲハ

これでもかとゆうほどの毒アピール。
写真が卵しかないけん説得力に欠けますが、
卵〜成虫の全ステージで「赤」が強調されとるもんな。

イモになる頃を見計らってまた見に行かんといかん。
あ〜あ〜、このあたりで食草さえ手に入れば
すぐにでも客人として迎えるのに。

とかなんとか考えよったら、目の前をひら〜りひら〜りと
成虫が飛んで見せてくれるとゆうこの環境。
いいねえ。ずっと壊されんどけばいいねえ。

ただ野放しの自然とゆうわけでなく、
かつてそこにあった里山の生活も感じられる風景に、
あやうくメランコリックなモードに突入しそうになるとこやった。
充実した週末をありがとう様。
そして、またよろしく。
持つべきはジモ友やね。


てゆか、まだその日の一人歩き中のやつがまだ終わっとらんやんけ。
も1回続く。かも。



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タマタマ

いまだ先週のネタが消化できん。
厳選しよるにもかかわらず。
いわゆる「うれしい悲鳴」っちゅうやつ。
別に誰に頼まれたわけでもねーし、書いて何になるってわけでもねーけど、
書いとかんと忘れるし、しょぼしょぼの眼でも書くぞ。

そうそう、いつも半分朦朧とする時間帯やけん、
もっと早くに書いた方がいいのはわかっちゃおるけど、
なかなかそおゆうわけにもいかず、
ぐだぐだな駄文を垂れ流す結果となってしまい、
訪れてくださる方々には申し訳のうて、たいへん心苦しゅう思っております。




さて、遡って先週のこと、ヤマトシジミの幼虫でもおらんかいな〜と、
ちょうど目の高さの土手に生えたクローバーを
軽く見ながら歩きよったところ、
ん?ハエ?ってサイズの……

ダイミョウナガタマムシ

タマムシやん!

ダイミョウナガタマムシ

初対面ですよ、また!
のちの調べにてダイミョウナガタマムシと判明。
なんでダイミョウなんかねー。

幼虫はアブラチャンの枯れ木の中で育つそうな。
わりとどこにでもある木やけん、もっと早くに出会ってよさそうなものやけど。
まだまだ修業が足らんっちゅうことですな。

ダイミョウナガタマムシ

目が体のわりにでかくて、
前から見ると、いっそうハエっぽく見えるのであった。

通りがかりのおっちゃんに「なん撮りよんしゃーと?」と聞かれたので、
「タマムシです」と見せると驚愕してございましたとさ。


−−−−−−−−−−


タマムシつながりで、話は週末のプチ遠征に飛びます。

昼間は一人で黙々と歩き回り、夕方から相方&姫と合流、
ジモティー虫友にちょろっとフィールドガイドしてもらいまして。

林の入口についたとたんこれですよ。

クロナガタマムシ

また初見、クロナガタマムシ。たぶん。
ナガタマムシ類では最大クラス。てゆーても15ミリ程度けど。
成虫はブナ科植物の葉を食べ、幼虫はそれらの枯れ木。
出てきたばっかりのせいか、頭から背中にかけて泥汚れ?がついとる。

そうそう、昆虫って意外と汚れとらんでしょ?
土にもぐるカブトムシとかクワガタも、ピカピカでしょ?
体中に生えとる微細な毛によって、汚れがつきにくいげなですよ。
どんだけよーできとるんやろなあ。

そして姫が手に乗せると案の定このポーズ。
腹側の方が深い藍色メタリックでキレイ。

クロナガタマムシ

愛くるしいポーズもさることながら、この精巧なメカニズム!
よくもまあこんだけぴったり手足が格納されるもんです。
どんだけよーできとるんやろなあ。
まいいや、次。


−−−−−−−−−−


そしてすぐ横1メートルくらいに

シロオビナカボソタマムシ
シロオビナカボソタマムシ

波形白帯がイカス、7ミリくらいのタマムシ。
これは去年の今頃会ったことあるな。
キイチゴ類の葉を食うんやったっけ……

あ、飛ぶ!

シロオビナカボソタマムシ

〜〜〜〜、惜しい。
でも輝くメタリックブルーは確認できた。


−−−−−−−−−−


そしてまた今度はさらに小さきもの。

ダンダラタマムシ

ダンダラタマムシ。と思う。
3ミリ4ミリってところか。
これはコナラの葉上に、クズノチビタマムシ同様の食痕を
先に見つけて本体にたどり着きました。
ここで、クズチビの過去記事参照リンク貼ろうと探したら……ねーじゃん!
まさかまだ書いとらんかったとは!
ま、それはまた今度。
顔かわいい、体型かわいい、色はクリムト。
いいわ〜〜。

にしても、なんじゃここは!
タマムシ畑か!

しかも初見2種。


ジモ友には感謝感激雨霰ば送っとこう。

続く。



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第二の客人

昨日はひさしぶりに、ちょっと足を延ばしてたっぷり薮に入ってきました。
あたりまえけどフィールドが違うと普段と違う虫が見れるけん、
テンション上がりすぎて動きすぎて、夜はトイレに座りながら居眠るほどに。
もともと寝不足ってのもあったんやけど。
とにかく暑かったし。
長袖・長ズボン・ミッドカットの靴ってのがつらい時期になってきたなあ。


で、その虫たちのこと書こうと思ったけど、
まだ整理がつかんので、先にこっちをば。


先週、ゴマゴマ観察にエノキポイントを訪れたとき見つけました。

テングチョウ

このまえ書いたキバラモクメキリガによー似とるけど、
背面と腹側でツートーンになっとるし、葉おもてにおるし、
うっすら毛が生えとるし、明らかに違う。
すかさず調べてみて、テングチョウと判明。
すぐさま2頭連れ帰りましたよ。

今までも絶対目にしとったはずなのに、なぜ手付かずだったのか?
それはひとえにキバラモクメキリガだとゆう思い込みでしょうか。
上の写真はツートーンバージョンやけど、
上下グリーンバージョンなんか似とるやん?
てゆーても普通の状態を撮り忘れとった。
すでにこっちは蛹化準備に入ったもよう。

テングチョウ


ちなみにこれキリガ↓。
静止ポーズもよー似とる。

キバラモクメキリガ



一度見つけるとその虫に対しての眼が一段レベルアップするのか、
簡単に見つけられるようになるとゆうのは常。
次の日には別ポイントにて、もっと若齢のやつ見つけました。

テングチョウ

こっちは一見ハバチの幼虫。
とゆう思い込みで、今までノーチェックだったと思われ。


成虫の姿はたまに目にしよったけど、
幼虫見たのは(てゆか意識したのは)はじめて。
成虫はこんなん。

テングチョウ

3月の写真やけん、越冬明けの個体でしょか。
地味系やけど鼻先のトンガリがワンアンドオンリーな存在感で。



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客人

ここんとこ、書きたいネタがありすぎて身悶え、
半分くらいは切り捨てざるを得んとゆう贅沢な悩み。


そろそろいっときましょ。
すでに我が家の客人となっとるヒロオビトンボエダシャク

ヒロオビトンボエダシャク

ブログに書いた次の日、さらってきてしまった。

動きがなかなかに激しいやつで、
古いエサから新しいエサに移すだけでも大騒ぎ。
すぐ落ちるし、落ちたところに葉を差し出しても
触れたとたん上下左右にのたうつ。
とんだじゃじゃ馬やった。
激しく動くイモは他にもいろいろおるけど、こやつは最上級。
ミミズじゃないんやけん、もうちょっとイモムシらしくできんのか。


さらに変わっとるのがこの食痕。

ヒロオビトンボエダシャク

こんな食い方するやつ、はじめて見ましたよ。
中央の葉脈周りだけ食って、「もういらんもん」。
寿司ネタだけ食ってシャリは残す、みたいな。
これは種の特徴なのか、個体差なのか、それとも飼育下特有の現象なのか?

大量におるとこで確認してみたけど、たしかに中央だけ食われとるのもある。
でも普通にまわりから食われとるのもある。
そもそもイモたちの口は縦割れで、
上から下に弧を描くように齧りとるのに適した形状になっとるのに、
なんでわざわざ食いにくい中央から食う?

参考にホシホウジャクさんにご登場いただきましょ。

ホシホウジャク

葉脈周りは水分が多くて瑞々しいけんとか?
真ん中食うのはオスメスどっちかだけで、
その部分になんか特殊な成分が多く含まれとって、
成虫になってからの生殖活動に影響するとか?
いや、ただの思いつきなんですけどね。

複数飼育してみると何か見えてくるかなあ。
ただこんな食い方するけん、どんどんエサ補充せんといかんもんなあ。
それはちょっとなあ……



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マットブラック後日談

先日の触覚が長いハムシ、別個体を見つけました。

ケブカクロナガハムシ

触覚の長さからしてこのまえのがオス、こっちがメスと思われ。

光が不足気味やったけん、人工光でも撮ってみた。

ケブカクロナガハムシ

な〜る!

これで納得、マットブラックのワケ。
一面、微細な毛に覆われとるやん。
どうやら疑っとったケブカクロナガハムシでビンゴっぽい。
やっぱりヒゲナガハムシの仲間だのに、
その一番の特徴である「ヒゲナガ」を省略されるとはこれいかに。
「ケブカヒゲナガ」ではいかんかったんやろか。

でもねえ、食草ヤマハンノキって書いてあるんよねえ。
コナラとヤマハンノキは全然ちゃうやん?
コナラも食うってことなのか、やっぱり別種なのか。
今ひとつ釈然とせんなあ。

別の日に撮ったけん同一個体かもしれんけど、こっちは腹に卵アリ。
翅から腹はみ出とるし。

ケブカクロナガハムシ

立派なアゴがカミキリっぽい。


−−−−−−−−−−


フジの若葉にグレープフルーツの果肉? ザクロ?
うまそう。

フジハムシ

カメムシの卵にも見えるけど、この人の卵。

フジハムシ
フジハムシ

カンロ飴(なつかし!)みたいでこっちもうまそうなフジハムシ
横からだとテントウムシっぽい。
もっと赤いのとか黒っぽいのもおる。
幼虫も撮っとったと思うけど、整理がいいかげんなもんで見つからん。
かわりにエノキハムシの幼虫でお茶を濁そう。

エノキハムシ

カンロ飴、あの2色はどう違っとったんやったかなあ。
そもそも違っとったっけなあ。



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初対面

最初にゆうときます。
今回はすべて、いつも以上に同定に自信がありません。
とゆうのも、はじめて見る虫たちばかりなり。

なぜこんなことが起きるのか、とゆうと
ひとえに私の虫眼がいかに未発達であるか、
発展途上であるかを証明するものであり、
逆に考えると、ちったあ発達したことにもなるのかもしれん、
とポジチブによろこんでお香。おこう。



冬の間、成虫を探し求めたあこがれのフユシャク、
今頃あっさりと出会ってしまうんですよねえ。幼虫やけど。

シロオビフユシャク

たぶんシロオビフユシャク@アラカシ。
メスは翅を持たない+冬場に活動する など
特異な性質を持つガ、フユシャク。
やっと一歩近づけたような気がする。


−−−−−−−−−−


ところが続く時は続くもので。

昨日ちろっと文中に出てきたウスバフユシャク(たぶん)@コナラ

ウスバフユシャク

うーむ、どちらも極めて普通におる種のはずなんやけどなあ、
なぜか成虫に縁がねーなあ。
来年こそは。
と今の時期になると毎年言いよるオオカミ少年、ここにあり。


−−−−−−−−−−


このまえ書いたコナライクビチョッキリが揺かご作りよらんかなーと
軽く探しよったら、同サイズくらいのこんなのが。

ケブカクロナガハムシか/未同定

ハムシ?にしては触覚長っ!
カミキリ?でもねーな。
誰だ?おまえは?

で調べた。もっと調べた。さらに調べた。けど結局わからん。
「ヒゲナガハムシ」あたりのキーワードですぐ見つかると思っとったけど……
あと、光沢が強いものが多いハムシの中にあって、
このマットブラックも、ものすご特徴的と思ったんやけどなあ……
うーん、わからじ。
どなたかわかる方、ご教示くださいませ。


−−−−−−−−−−


そして、見つけたとき一番戸惑ったのはこいつ。

コナカゲロウ

全身粉振ったみたいに真っ白。
どこかで見たことある足の形、翅の形、顔の形なんやけど……

コナカゲロウ

調べる時にまず疑ったのはトビケラ。
ヒットせず。
むむ?

も一度写真をよーく見て、その時の行動を思い出してみる。
葉の表面の何かを食ってまわりよるようにも見えたよなあ。
そしてこの顔、この口……
あ!ひらめいた。
おまえ、アミメカゲロウやろ!?
このクサカゲロウ(種名はパス)にも似とるでしょ?

クサカゲロウ


アミメカゲロウはカゲロウと名がつくものの、
成虫が数時間で死んでしまう、はかなさの代名詞であるカゲロウとは
まったく別の種類。
代表的なのにウスバカゲロウとかクサカゲロウ、
ヘビトンボ、ツノトンボなどがおりまする。
基本、翅は透明。ヘビトンボは乳白じみとるけど。
翅が透明じゃないもんで、完全にだまされた。

で、どうやらその中のコナカゲロウの仲間らしい。
はじめて知った、そんなん。
なんとなく見た目と名前でシロコナカゲロウか
アトコバネコナカゲロウあたりか。
でもその先の決定打が何もなく、結局特定には至らず。
だいたい3ミリくらいしかねーし動きまわるし、
マトモな写真撮れてねーし。
翅脈かなんかで見分けるんやろ、どーせ。
もうよございます、ここまでわかれば。
でーもねー。
生態もなんかよくわからんかったんよねー。
それがわからな意味ねーじゃん!


歩いても歩いても果てしなく広がる虫世界。
それがまた、快感。



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ゴマゴマ

先週のゴマダラチョウチェックで見つけた冬仕様個体、
クモの巣にでもひっかかっとるのかと思うほど、
座に張られた糸の様子が普通と違っとった。

ゴマダラチョウ


ゴマダラチョウの幼虫は、気に入ったポジションの葉の表面に
自分で糸を張って、居場所を作ることはたぶん前にも書いたと思う。
でもこげん葉をたぐりよせて張ったのは見たことなかった。

ゴマダラチョウ

たぶんあれですね、夏と違って葉が若くて小さくて
ふにゃふやしとるけんでしょうね。
しっかりした土台を自分で作って、そこに座を構えるってことか。


さらにこの個体、よく見ると表皮の下にグリーンが透けて見える。
しかも頭部に対して体がでかすぎて、明らかにバランスがヘン。

ゴマダラチョウ

脱皮間近?
やけん特に念入りに座を構えたのかもしれん。



さて、その後どうなったのか見てきました。

ゴマダラチョウ

なんてすがすがしいグリーン!
きれいな若草&若芽色に変身済み。
同一個体と思うけど、なんの裏付けもございません。
ただ同じあたりにおったっちゅうだけ。
ええかげんな観察で申し訳ないですが。


ちゃんと状況の変化に対応する本能を備えとるって、びっくるですよ。
どやってこんな技を身につけたんやろ。

それにしてもゴマダラチョウの登場回数の多いこと。
けど魅力的やもんね〜、見た目も生態も。



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イモイモ

先月末に発見して、連れ帰らずに見守ってきた
ツルウメモドキにおったシャック。

ヒロオビトンボエダシャク

見つけた時はまだ1センチ強くらいしかなかった体長も、
すでに4センチほど。もう終齢か。
てゆーてもいっぱいおるけん、同一個体じゃなかろーけど。

ヒロオビトンボエダシャク

ここにきてやっと調べてみました。
ら、たぶんヒロオビトンボエダシャクの幼虫。
ウメエダシャクの幼虫にちょっと似とると思いよったけど、
成虫の姿はものすごよー似とる。

6月ごろにヘラヘラヘラヘラ群舞しよるウメエダシャクけど、
実はそう思いこんどったヒロオビもいっぱいおったんやろなあ。

またちょっと育ててみたくなった。


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ゴマダラチョウチェックでエノキはひと通り見るようにしとるんやけど、
このところよく目にするこいつ。

キバラモクメキリガか

どうもキバラモクメキリガの幼虫みたいっす。
アオバハガタヨトウってのもよー似とるけど、
そっちは主な食樹がサクラとかカエデになっとるし、
あとは直感とゆういいかげんなものを頼りに。
あと、もしかしてウスバフユシャク?と淡い期待も一瞬持ったものの、
そっちは尻の形が明らかに違うもんで。

特徴的な頭部近い背中の黒塗りはまだねーけど、
キバラモクメにしときます。
ちなみに成長した幼虫はこのように。

キバラモクメキリガ

この黒塗りにはどおゆう意図があるのか?


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こっちのタブノキの新芽におるのは?

キバラモクメキリガか

帰って拡大して見たら、おまえもか。
これまたキバラモクメキリガのようです。
ちなみに前おったのはサクラとギシギシ。
どんだけ食草の幅広いんやろ。
と、そのような強さを誇るキバラでも、飼育失敗したもんなあ。


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そう、飼育失敗といえば、無事に冬を越すことができて
ひと安心しとったコミスジ幼虫。

コミスジ

フジも若葉をつける季節になったので、
とってきて与えよったけど、いつまでたっても越冬枯葉から動かん。
ようやく動いたかと思ったら底に落ちとる枯葉に乗って、また動かん。
それから数日後、とうとう横倒しになって絶命してしまいました。
まったく原因がわからん。
たいへん残念です。


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話を戻して、同じタブノキにおった
小さくて特徴うすくてわからんシリーズ。

シャクガ/未同定

このポーズからしてシャックってことはわかるけど、
小さいとどうも自分の置かれた状況を理解できとらんやつが多い気がする。
ちょっと頭弱い感じがかわいくてたまらん。
はたして経験値が関係あるのかどうか、
調査してみるのもおもしろいかもしれん。
ゆうてはみたものの、どこにそんな時間があるんでしょか?


しかしまあ、アレですねえ。
このように野山がイモってくると、また性懲りもなく、
お持ち帰り欲求がムクムクと頭をもたげてきますねえ。



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ゆりかご?

めずらしく連日更新です。

昨日、林の出口あたりにあるコナラの葉を見ると、
あちらこちらでこの状態。

コナライクビチョッキリ

なんかの病気にも見えるけど、実際はこんなふうにスッパリ切られており、
その先に縮れたように葉っぱがぶら下がっとる。

コナライクビチョッキリ

だ〜れが作ったかね〜〜。
葉裏をそっと見ていくと……やあ、おったおった。

コナライクビチョッキリ

この巻き方はチョッキリ族のものっちゅうことまでしかわからん。
ので、帰って調べてみたところ、
たぶんコナライクビチョッキリだろ。
いたって普通に見られる種。
漢字で書くと小楢猪首丁切
なんかオトロシイ字面。

オトシブミ族がきっちり俵型の揺かごを作るのに対して
過去記事
チョッキリ族はこんなふうにだら〜んとして、なんだか雑に見える。
揺かごとゆうより、巻くのに失敗した葉巻。
けどこれはこれで意味があるんやろなあ。
ゆうても、この3ミリ程度の母親が、生まれてくる子どものために
エサとなる葉をひとりで巻いて揺かご作るんですよ。
いと、いじらしき。

逆光で見えにくかったけん、人工光にてもう1枚。

コナライクビチョッキリ


もおすでにひと仕事終えたあとなのか、ほぼ動かんのでした。
揺かご作りひさしぶりに見たかったんやけど、
それもまた時間がゆっくりある時じゃないと無理やし、
またの機会に。



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日光浴

しごとを強制終了させて、夜書くことが多いこのブログですが、
最近特に夜10時を過ぎるくらいから目をあけておれんごとなって。
なんちゅうか空気が目にしみるとゆうか、激しくしょぼしょぼして、
とにかくディスプレイを注視することが困難になってきた。
まあほぼ1日中画面見よるわけで、あたりまえっちゃあたりまえけど。
であるので、眼の筋肉をしっかり動かすためにも、
余計に虫歩きやら山菜採りは大切なのである。
なにごともバランス、バランス。
と、時間がなくても出かけるための方便として。



なこたあどおでもよかろう。なら書くな。
ぜ〜んぶ先週の虫果です。

コナラの若芽にて。
朝日を浴びながら下界を見張るエダシャクの若齢幼虫。
単に体温上げるための日光浴やろけど。

エダシャク/未同定

小さすぎて肉眼ではよく見えんし、画像見ても種類わからん。
いさましいポーズけど目立つぜ。鳥たちには気をつけな。


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クヌギの蕾にも目立ったやつがおる。

チャエダシャク

これは模様ですぐわかると踏んどったら、案の定あっさりと絞れた。
チャエダシャクではなかろうかねえ。

大きくなったらシマシマが少なくなるげな。
おまえも目立つぜ。

イモムシが散見できるごとなってきた。
うれしい季節やのお。
イモムシたちって、同系色の場所でじっとしとったら見えんけど、
生きるためには移動せんといかんもんね。
ジレンマやねえ。


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そのクヌギの別の枝にはオジロアシナガゾウムシ
通称パンダゾウムシ。

オジロアシナガゾウムシ

ゾウムシたちが枝にしがみつくこのポーズ、たまらんめー。
普通はクズにおるけど、まだ越冬態勢なんやろか? 
それともただの日光浴中?
この姿勢だといっそうパンダ感も強まるなあ。


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まだまだこの時期、朝の林の中はひんやりしとるし、
なるべく日当りのいいとこ歩いて自分も光合成せんと。
日なたに咲きほこるヤマブキのわきを何気なく通り過ぎようとしたら。

トラフシジミ

この翅裏の模様、一瞬ゼフィルスかと思いましたぜ。
ま、ここでこの時期、そんなわけもなく。
でもこのトラフシジミ、ここらで見たのははじめてかも。
ものの本によると、珍しくはないけど発生はやや局地的とゆうこと。

こんなふうに翅裏の模様がハッキリしとるのは「春型」と呼ばれるやつで、
春に羽化した新成虫ってことですね。
この春型たちが繁殖行動したのち、夏以降に羽化するものが「夏型」で、
こっちはかなり模様がぼんやりしとるらしい。
とゆうのも私、春型しか見たことないもんで。

メタリックブルーの翅開いたとこ撮りたくてしばらく粘ったけど、
とうとう開いてくれんかった。
かたくななやつ。

トラフシジミ

幼虫は本物見たことないけど、これがもう魅力的で。
でもこれまたすんげー擬態の持ち主やし、
いつかは見たいと思うものの、見つけきらんかもしれん。
そこがまた見つけたい度数をぐんと跳ね上がらせてくれるっちゅうもんで。


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VIVA!

もうなんだかんだ忙しいけん、しばらく写真に頼った更新にしようかな。
それにしたって知らん虫が相手だと、それなりに調べに時間かかるもんな……
……まあいいや。いきあたりばったりで。



この時期、日が当たる林縁といえば、早春の風物詩とも言える
ビロウドツリアブ、通称ビロツリちゃんでしょうが?
長い口吻で花から吸蜜したり花粉を食べたり。
でもそれよりも、地面や草に止まっとる姿のほうが圧倒的に多くて。
そんなとこで何をしよるのかしらんけど、
近くを通りかかるとぶんっと飛び上がりしばしののちまた着地して。
オスの縄張り行動のようでもあるけど、ちゃんと調べたことないけんわからん。
今度ちゃんと調べてみよう、と思いながらすでに数年経過。
そこら中におるのでこんな画を撮るのは楽勝ですよ。

ビロウドツリアブ

これでも十分に愛らしさ爆発なんやけど、
さらに倍!な、飛行中の姿を撮りたい!!

ホバリング的な飛び方なので撮影は簡単な方やと思うけど
いかんせん腕の方が……超トリミングのこれが精一杯。
それにしてもこの飛行中の姿勢。くう〜〜〜っ。

ビロウドツリアブ


−−−−−−−−−−


こちらは落葉裏での長い眠りから覚めて、
枝先の若葉めざして移動中のゴマダラチョウ幼虫。
色もサイズもまだ冬仕様のまま。

ゴマダラチョウ

一方、別のポイントでは脱皮して春色に変身した終齢幼虫。

ゴマダラチョウ


夏場はこの色やし。

ゴマダラチョウ

大きく分けるとこの3パターンけど、
秋にはじんわりと色や突起の様子を変化させたりして、まさに七変化。
状況に応じて体色を変化させる生き物たちっていっぱいおるけどねえ。
なんちゅうかまあとにかく芸が細かい。
意識してやるのか、体が勝手に変化するのか、
ソロモンの指輪が手に入ったら絶対聞きたい。
誰に教わるでもなく、ほんっとすげえなあ、おまいら。



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目覚め その2

もうたまらん。

2月にロジックボード交換したばかりのPC。
ひと月も経っとらんのに、またしても作業中突如真っ青な画面になり、
セーフモードでしか起動しなくなり。
こっちが青なるっちゅうねん!

結局またしてもロジックボード交換。
何しよんなら、Aッ○ル!
別になんも特殊な使い方しよるわけじゃないですよ、私は。
基本デスクトップ型のかわりとしての部屋使いが主で、
持ち運ぶ回数なんてむしろ少ない方と思うし。

てなことで、相方のマシンを二人でシェアする日々。
こんだけ長〜く空いてしまいました。



月曜日、冬の間ベランダ放置状態だったクロアゲハのサナギを見たら、
うっすらと黒ずんで長い眠りから醒めようとしよる。
さっそく部屋に入れて羽化しやすい状況をつくり、
観察しやすい場所に設置。
夜が深まるにつれてだんだん黒味が増してきたので、
過去の教訓から早朝に目覚ましセット。

は! 二度寝しとった! 6時やんけ!
と飛び起きて……
あ〜、よかった、まだまだやった。

4/1
7:23 まだ腹部が完成にほど遠い感じ。
クロアゲハ


8:50 ようやく腹部も殻と本体に空間ができた。
クロアゲハ


9:19 ほぼ内部は完成しとるように見えるが……
クロアゲハ


相変わらずそこからが長いこと。
ようやく頭が割れたのは10時半過ぎ。
てゆうても、またしても割れた瞬間は見逃したんやけど。

10:42 頭部の殻が割れる。
クロアゲハ


クロアゲハ

体が全部出るまで、1分半弱。
何度見てもぐっとくるシーンです。
かれこれ去年の11月くらいからおるけん、
いつにも増してその感動もひとしおですよん。

クロアゲハ

セミなんかと比ぶればあっとゆう間やけど、
それでもあまりにも無防備な時間。
本人にしてみりゃ、それから飛べるようになるまでの数時間、
生きた心地せんかもなあ。

クロアゲハ

バックンバックンしよるかもしれんけど、
この美しさを間近で見れる至福の時間をありがとうよ。


そして数時間後、姫にとっての至福。
今回もしばし蝶匠な気分を味わって、さよなら。

クロアゲハ



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