ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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冬の出口

長らく更新できぬ状況でしたが、ようやっと退院しました。
私ではなく、Macが。

突然スリープから復帰できんくなって、
セーフモードでなんとか起動だけはできたものの、
画面にストライプが走ったり、3D眼鏡用みたいに赤青ダブったり、
もう完全に死にかけ。
おそらくビデオカードがイカレたとゆうサポートの予測やったけど、
実際にイカれとったのはなんとロジックボード。
アップルケアがなかったら、実費でいくら払わされたことでしょう。
それと不幸中の幸いだったのが、TimeMachineのバックアップがあったこと。
それを相方のマシンに別アカウントとして移行して、
なんとかしごとだけは続けられたとゆう。
ただし二人で1台を共有するけん、
当然使う時間は最低限におさえんければならず、
ブログ更新の優先順位はもちろん高くはねーし……。

たてこんどる中でそんな追い打ちまでかかって、
しかもオリンピックも見んといかんし、
なかなか虫歩きの時間も取れずショレショレな毎日やったけど、
先々週、早々に春をいただきました。

フキ

去年発見した荒れ地のフキ畑は期待通りの大漁で、
10日ほどの間に三度の収穫。
天ぷらはもちろん、オリーブオイル和えやパスタもうまい!
今日は姫と一緒に行ってきましたが、そろそろ終わりですね。
ごちそうさまでした。

フキ

どうやらこのポイント、もうじき宅地への整備が始まる様子。
残念です。


−−−−−−−−−−


さあやっと本題。
とある葉裏にみつけた面妖な物体。

シンジュサンか

けっこうな大きさで、存在感も抜群。
質感的にはカイコの繭を薄っぺらにしたような、
アシダカグモの卵嚢のような。

シンジュサンか

上の写真で右端に脱出孔らしきものがあるけん、
おそらく大型のガの繭であろうとの予測をつけて調べてみたらば。
もしかしたらシンジュサンじゃなかろか。
葉っぱを何枚か使ってその間に繭をつくることがあるらしく、
まわりの葉が取れたらこのように残るんじゃ?との推測。

だとしたら!
あこがれのシンジュサンの幼虫が!成虫が!
いつの日かここらで見れるかもしれん!


−−−−−−−−−−


こちらはたぶんガの卵。
すべての葉を落とした枝に規則正しく産みつけられて、春を待つ。
毎日のように通る道やけど、その木が何だったのか
葉がない状態ではわかるはずもなく、
そのヒントさえない今、ガの種類はまったく不明です。
卵ハンドブック、買おうかな。

ガ/未同定


−−−−−−−−−−


本日見つけた、虫らしい虫。
いや正しくは姫が見つけてくれたんやけど。
てゆか、山の斜面のぼりよったら、
目の前の葉っぱの上におっただけやけど。

クロサンカクモンヒメハマキ

クロサンカクモンヒメハマキ。か?
よく似たヘリオビヒメハマキってのもおるけど、
そっちは秋でこっちは春ってことらしいけん、おそらく前者でしょう。



姫と行動を共にすると、虫に縁があるんよねー。
いつまでもムシミューズであってくれんかねー。

モモ



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てっぱん三部作

初夏の陽気だった週末から一転、お寒うございますねえ。
ここ福岡は全国的に見たらまだマシなほうで、
お日さんも拝むことができるけど。
ただ明日からは天気が崩れそうやし、
このまえ目覚めた虫たちはまたもぐったろうけど、
性懲りもなくまた虫眼リハビリに出かけてまいりました。



カメムシの卵?

ツタ

に見えるよなー、これ。
実はこれツタで、よく見たら根の生え始めっぽいんですが。
ほんとのところはよくわからんのです、植物には疎くて。


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普段はまったく見向きもせんマツを、見るともなくふと見上げたら……

ナミテントウ

このまえの陽気ではしゃぎすぎて戻れんくなったのか?
ナミテントウがぽつり。
おまえ、そげなとこじゃすーすーするやろ。
もちょっと雨風避けられるとこに行けば?


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こちらは冬の鉄板ヨツモンカメノコハムシ
ウンコつき。

ヨツモンカメノコハムシ

ヒルガオなんかの葉っぱを見れば、ここらへんでは冬場でも簡単に見つかる。
葉表に張りつくこの姿は冬特有のもんではないし、
冬は葉裏に張りついとるのも見るし、正しい越冬態勢はどんなんやろ。
単純に動けるときは動いて、食えるもんがあれば食うし、
ウンコしたくなったらするし、休みたいとこで休むってことなのかな。
南国生まれのおおらかさがなせる技か。
このあたりが強さの秘密かもしれぬ。


−−−−−−−−−−


最近では本命捜索のため、コナラの幹を舐め回すように見ることが増えまして。
そこで目に入った、ひときわ黒く目立つ樹皮の割れ目。
赤いポチポチもうかがえますね。

ヨコヅナサシガメ


寄りますよ。
これまた冬の鉄板ヨコヅナサシガメ幼虫がびっしり。
まるで磯場のムラサキイガイさながら。
または黒いカメノテか。

ヨコヅナサシガメ

ヨコヅナサシガメ

成虫よりゴスロリ度低いっすね。
だけどこれ、考えてみると、知らん人にはカメムシには見えんかもな。
何かの毒虫かなんかと思われて駆除されそう。


−−−−−−−−−−


あ、そおそお、カメムシと言えば昨日の新聞で読んだ記事。

佐賀県の農家で、スワルスキーカブリダニとタバコカスミカメを使って
害虫駆除する試みが広がりつつある、とのこと。
アザミウマとかコナジラミの駆除にかなりの効果が期待できるげな。
スワルスキーカブリダニはすでに生物農薬としてJAから市販されとるけど、
冬期は動かんらしく、かわりに、タバコカスミカメを使うんだと。
もともとゴマの害虫であるタバコカスミカメ。
畑でゴマを育て、そこに集まるやつを捕まえて、
駆除したいキュウリやナスのハウスに放すと。
すでに農家さんの間では有名な話なのかもしれんけど、初めて知りました。

農薬使わんですむんなら期待したいところ。
翅なしテントウムシと違って、こっちは神様デザインの生き物やけん安心やし。
でーもー。
そんなうまくいくんかね。
人間の思い通り動いてくれるほど、生き物は甘くないけんね。
これまでさんざん同じ失敗を繰り返してきた人類のこと、
そう簡単には信用できんのが人情ってものよ。
生物界のバランスは絶対保持してもらわんと。
そこんとこ、くれぐれもくれぐれもお願いしますよ。



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突発型初夏的陽気

昨日・今日、いきなり春やん。
この時期20℃って。
足はちょっと気がかりではあるものの、じっとしちゃおれんかったので
昨日じんわりと虫歩きしてきました。


まず迎えてくれたのは、もぞもぞ動くモグサ?

ミノガ/未同定

いやいや、ミノガの幼虫、いわゆるミノムシの一種ですね。
ニトベミノガの蓑っぽくもあるけど、同定不能。

食われた葉っぱはこんな感じ。
ミノガ/未同定


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やっぱし起きとったねえ。
チャバネアオカメムシ

チャバネアオカメムシ

通常はグリーンけど、秋生まれだとこんな色になったりする。
理にかなっとるですよ。
目も赤くて、完全に秋冬モード。
逆に生きた葉っぱの上だとこのように目立つけど。


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マルカメ
ちゃんもお目覚め。
マルカメムシ


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イトカメムシも。
イトカメムシ


いつも見つけた時はガガンボと見まごう。
こおやって見るとまるでアメンボやん。
イトカメムシ


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先週ぬくかったせいか、菜の花まで咲いとるし。

アブラナ

その葉にはナバナトビハムシ

ナトビハムシ

名の通りノミのように跳んで、一瞬にして視界から消えます。
そのジャンプ力は体に対してこの後足の太さからも容易に想像できる。

ナトビハムシ

よー似たダイコンナガスネトビハムシてのもおるけど、
そっちは足先まで黒い、てところで見分ける、とものの本などに。



けっこう時間かけて歩いたけど、こんなもんです。
ここんとこの貧果からすると上等けど。

しかし。
結局昨日も本命にはお目にかかれず。
う〜〜む、出会えるのはいつになることやら。



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