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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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速報/8月30日号

8/12に書いた、最後にカラムシについてきた幼虫、
その後もう1頭ついとることがわかった。

オオトビモンアツバ

もともと育てよったクロキシタアツバ(タイワンキシタアツバかも)は
脱走したまま、その行方は杳として知れず。
その喪失感を埋めてくれたのが件の2頭だった。
などと大げさな話では、もちろん、ナイ。
小さいけん、たいしてエサも減らんし、ほぼ放置しとるうちに
1頭目がケースの片隅でさないどったのが2週間ほど前。
さっき数日ぶりに見てみたら、それに重なるようにしてもう1頭もさないどった。

オオトビモンアツバ


てことで、エサの残りを処分したりケースの掃除して、
さて蓋かぶせようとしたら、その蓋の上をなんかちょろちょろしよる
クモかと思たけど、よー見たら羽化直後のガっちゃんやん!
以下、背景がケースの蓋に付けた小バエ予防シートやけん、
写真が美しくないのは目をつぶっていただきたく候。

オオトビモンアツバ


ブレとってわかりにくいかもしれんけど、
口のストローが、前回書いたように左右バラけとるの、見えるでしょか?

オオトビモンアツバ


それからはみるみるうちに翅が伸びる伸びる伸びる。

オオトビモンアツバ
オオトビモンアツバ
オオトビモンアツバ


翅を立てて小休止。かわいかねー。ちょっとセセリチョウぽいっすね。
羽化っとるの発見してからここまでわずか4分足らず。

オオトビモンアツバ


はい、ふたたび開いてあとは乾燥を待つだけ。
調べによると、おそらくオオトビモンアツバ

オオトビモンアツバ

やっぱ普通に外で見るより、数倍愛着わくですよ。
それにこげん間近で、好きなごと写真撮らせてもらえんし。
飼育のススメ。



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ちうちうのなぞ

ツクツクボウシが鳴き出すと「ああ、夏休みが終わってしまう」
とたそがれつつ慌てとったのは遠い昔。
小学生の姫はそのまっただ中で、自由研究に追われとる。
今年もやっぱり尻をたたきたたき、ようやっとまとまりつつあり。
今回はそこからの派生ネタです。

姫のテーマは昆虫の口と食べ物。
予測はしとったけど、小学生がやるにはあまりにも壮大で、
結局浅〜いものにしかならんかったけど。


たとえば「吸う口」ひとつとっても、ものすごバリエーションあるし。
セミ/カメムシの仲間にスポット当ててみると……

キマダラカメムシ

このキマダラカメムシの口は、口先からいったんあごあたり(人間的感覚でいうと)まで戻って、くの字に折れ曲がっとるように見えるけど、
口先から出てほぼまっすぐ刺さっとる細いのがほんとうの口。
で、折れ曲がっとるのは実はただの「さや」で、
そのさやはおそらく左右ふたつに分かれとるってことが推測できる。
さやは刺さっとらんし、穴開けるだけのただのサポート役なのか?
とゆう推測もできる。
カメムシは草食系だけでも種類が多いし、
全部が全部こんな仕組みとは限らんと思うけど。


同じく植物の汁をちうちうするセミに話を移すと……
セミの口が固い木の皮を突き刺して内部に到達するって、
実はすごいことやん? て思いません?あらためて考えると。
あまりにもあたりまえのことすぎて、今までちゃんと調べもせんかったけど。

アブラゼミ

で、セミの場合、キマダラカメムシのように折れ曲がったりせんし、
さや自体も刺さっとるように感じたもんで、
今回ちょっと調べてみたらですよ。
さやは先の尖った雨どいを2つ合わせたような形で、
左右交互に動かしながら穿孔して行くげな。
なんて精巧にできとるんかい!


一方アメンボなど肉食カメムシも同じような仕組みの口やけど、
これもさやは折れ曲がったりしませんね。
細ーい口がぴろっと出とるの、見えるですか?
しかもこれ、消化液注入用とちうちう用2本あるって。
セミは3本あるらしいけど。
(オオアメンボ↓)

オオアメンボ



アオメアブは虫を捕えて体液を吸う、いわゆる「ムシヒキアブ」で、
スズメバチすらエサにしてしまうほどの強者。

アオメアブ

どうよ、この足。強そうじぇ?(どこの言葉や?)
でも口の仕組みがよーわからん。
調べてもわからんかったし、捕まえて撮らんと無理かな。


ちょっと形状は違うけど、吸う口の代表のチョウやガ。
花の蜜を吸うやつも、樹液を吸うやつも、長さはさまざまけど形状はほぼ同じ。
(コムラサキ↓)

コムラサキ

未使用時はくるくる丸まったストロー状の口というのは、
誰もが知るところでしょう。
一般的に「吸う」口やけど、実際は「ちゅーっと吸う」わけではなく、
その長ーい口に生えた微細な毛が作る表面張力によって
伝わってくる蜜を「舐める」というほうが近い。
口の先だけでなく、ぺたっとくっつけて舐めとるような行動もするもんね。
このストローも羽化直後は左右にわかれとって、
しばらくしてファスナーのようにくっつくってですよ!

そしてこのチョウもセミもカメムシも、
さやはもともと顎だったものが変化したものげな!
すっげー!


ね? 吸う口の一部だけさらっと流してもこんだけ。
姫のおかげでいろいろ調べるきっかけになったけど……
もう、深すぎる。
どんどん沼に沈んでいく。


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清涼剤

福岡市は昨日まで連続17日、猛暑日だったそうで。
8月に入ってからの猛暑日は20日。
つまり35℃を下回ったのは2日のみってことよ。
どうかなりそうやもん。
でも昨夜降った久しぶりの雨のおかげで、
ほんのちょっと涼しい朝を迎えられた。


さて。
西日本で、暑さの代名詞的な虫の声は?と聞けば、
おそらく多くの方がクマゼミと答えられるんではなかろか。
一方東日本だと、ミンミンゼミと答える方が多いかと。
九州では山沿いのちょっと涼しいところで聞くことが多い
ミンミンゼミの声は、私にとっては逆に一服の清涼剤。

ところが、ほぼ平地と言っていい我がホームグラウンドで、
しかもお向かいの林の中からミンミンゼミの声が聞こえたのは2年前のこと。
かな〜りビックリした。
福岡市内の平地で聞くとは思わんかった。ひとりっきりやったけど。
でも去年は聞かんかったし、今年も鳴かんし、
やっぱ2年前のはイレギュラーやったんかなー思っとった。

ら、おととい、山ん中の虫歩きコースでっっ。
「ぢゅくぢゅくおいーっしゅ」と「しゃあしゃあしゃあしゃあ」の隙間に
「ゔぃ〜んゔぃんゔぃんゔぃんゔぃんゔぃんゔぃ〜〜〜ん」!!
あわててスマホの動画カメラを起動……したけど
見事なタイミングで鳴き止むし。
それから蚊にまとわりつかれながら待つこと5分。
……まったく鳴かん。
もどらないかん時間が決まっとったので、この日はあえなく敗退。

そして昨日、同じ場所、同じ時間、リベンジしてきたっちゃ!



これまたワンクール?で鳴きやんで、それからはスンとも鳴かんかった。

ひとりぽっちなんかな〜、どうなんやろな〜。
ここで繁殖できよるんやろか。
まいいや。好きなとこで生きればよか。

ここでおひとつトリビア。
実はクマゼミの「しゃあしゃあ」をスロー再生すると
ミンミンゼミの鳴き声とクリソツなんだと。
これ、昆虫DJ大田こぞうネタ。


過去画より。

ミンミンゼミ

この鮮やかなグリーンに金粉をまぶしたような日本画的カラーリングがまた
涼し気に見えるのは私だけか?


ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっ
ミンミンゼミ


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飛んで灯に居る……

ありゃ、前回からもう一週間経っとった。
お盆は里帰りしとったせいもあるけど、どうも最近ペースが遅い。

その里帰り中もまあ季節がら、行く先々で
コンビニの灯りまわりやら、もちろんチェックするわけですよ。

まあ収穫収穫。
飛んで灯に居る大物たち。

ヤママユ

出ました。ガの王様、ヤママユ
翅開いたら20センチほどもあろうかというこの存在感。
前に書いた時の個体とは色が全然違って、これは褐色型か。
姫が手乗せしようとしたけど、かなわず。
飛ぶ姿はほとんどコウモリっすね。
丸い模様の中心は透明なところが不思議でもあり、魅力のひとつ。
幼虫はクヌギ、コナラ、クリなどを食べる。
つまり、まるっきりクワ穫りエリアとカブるっちゅーこと。


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そのすぐ近くには、大型のスズメガ科の中でも
最大級のクチバスズメ

クチバスズメ

しかもメスでしょうか、パンパンに卵詰まってそうな腹です。
模様の美しかこと。クチバ=朽葉とゆうよりも板材の木目やん?

クチバスズメ

触覚が細いけん、おそらくメスに間違いなさげ。
幼虫はこれまたクヌギとかコナラ、クリを食う。
ちゃんと戻って卵産まないかんよ。


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お次も大型のトビイロスズメ
ちなみに手は私、大人の男の手です。(撮影:姫)

トビイロスズメ

ガソリンスタンドで地面にへばりついとった。
もうヨレヨレで飛ぶ元気もなさそうやったんで、
隣の、土があるところに置いて帰りました。
なんとなくね。単に手前勝手な気持ちの問題。
コンクリで果ててゴミとして処理されるよりは。的な。

トビイロスズメ

目がでかくてかわいいい。
こっちもメスですかね。
はたいた後やったらいいんやけど。


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はい、戦場カメラマン 渡部 陽一です。

モンクロシャチホコ

に、出会った瞬間見えてしまったモンクロシャチホコです。
幼虫時期は特異な形状をしとるのが多いシャチホコガの中にあって、
このモンクロの幼虫はいわゆる普通のケムシ的。
いやまあ何が普通なのか、って言われるとアレやけども。
でも、いつもお世話になっとる『みんなで作る日本産蛾類図鑑』さんでは
「幼虫はお盆を過ぎて硬くなった葉っぱを食べる変わり者で、多食性で、特に終令ではほとんどの草本、木本の葉を摂食する。」
て書かれとる。
食える葉っぱならなんでも食うってことでしゅよ。
やっぱ普通やなかった。
トボケた顔して、いやこれは顔じゃないけども、とことん貪欲なヤツ。
よかよか。

幼虫見つけたら飼育ケース行きやな、これは。


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いもいも

実は、このまえアカタテハの幼虫を連れて来た時、
持ち帰ったカラムシにはお客がついてきとった。

クロキシタアツバorタイワンキシタアツバ

最初は1センチにも満たんほどのほっそい体やったけど、
日に日に成長して、最終的には3センチ超えた。
動き的にシャクトリっぽく、軽く葉を丸めた巣を作る。
でもこの時は写真撮っただけで、もうちょっと大きくなってから
ちゃんと調べよう、と余裕こいとった。

で、アカタテハの羽化待ちのため
2日ほどケースから出しとるスキに行方不明に。
どこでさなぐか、無事羽化ってくるかどうか、なんもわからんすー。


と思っとったら、今朝。天井になんかおる!

リュウキュウキノカワガ

件の幼虫が行方不明になって1週間くらいやし、ひょっとしたら。
と、ようやく本格的に調べてみました。

てゆうても今回は、困ったときの「みんなで作る日本産蛾類図鑑」さんで
教えてもらいました。
リュウキュウキノカワガげな。
リュウキュウってついとるけど、若干南方系ではあるものの、
関東あたりでも普通って。なんそれ?
幼虫はヤマモモを食害すると。ヤマモモならそのへんにいっぱいあるもんね。
てことは……カラムシとはなんの関係もねーやん。

で、カラムシの幼虫もついでに教えてもらいました。
どうやらクロキシタアツバまたはタイワンキシタアツバらしい。
この2種を見分けるのはたいへん困難とのこと。
ま、そんだけわかればいいっす。
いいかげんな虫好きやけん。

っしてさらに話は続く。
えさとして追加で取って来たカラムシに、またもや新たなお客が。
ちゃんと見て取って来たつもりやったけどなあ。
当初は1センチ弱、現在2センチ強。

ガ(カラムシ)/未同定

ああ、エンドレスな予感。
まあ、もとのとこに戻せばすむ話ではあるけどもやね。
見たいし。どうなるか。


−−−−−−−−−−


夏〜秋、路上でよく見かけるセスジスズメの幼虫、通称ピンコピンコ。

セスジスズメ

おしりのアンテナ(ではないけど)を前後に振り振り歩く様はまあ、
かわいいのかわいくないのって。
食草から食草へ移動中なんやろと思うけど、道路は危険がいっぱいなので、
よけいなお世話やろけど、見かけたらなるべく運んでやる。
このまえのやつ、手に乗せて運びよったら、指を
カシカシカシって。

セスジスズメ

はあ? 何をしよるん? 食草かどうかの確認?
そんなことせずとも、これが食い物じゃないことぐらいわかるやろ?
最寄りの食草のとこに放したら、やっぱり葉と茎をカシカシしよったので、
確認やったんかなあ。わからん。

姫に話したら、「そうよ、スズメガ系はよー咬むよ。どーもないけど」げな。
そういえば姫のようにゆっくり手に乗せて愛でることもねーもんな。
さすが、触ってナンボの「虫めづる姫君」。
だてに触りまくっちゃおらんばい。


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甘い誘惑

夏休みに入ってからとゆうもの、福岡市の最高気温が35度を下回ったのはたったの4日。
その4日間でも、いちばん低い日で30度。
そんな中アスファルトの道やら歩きよったらどうかなりそうやけん、
さっさと林の中へ入り込み、できるだけ日陰の多いコースをとりたくなるのが人情ってもんでしょ。


ここ1週間ほど、林道ではムラサキシジミや
ムラサキツバメ↓に遭遇することがかなり増えた。
暗い林内では思うような写真は撮れんけど。

ムラサキツバメ

同じく樹液ではカブトムシサトキマダラヒカゲ↓、
ルリタテハを毎日のように見るごとなった。もちろんスズメバチも。

サトキマダラヒカゲ/カブトムシ


そして林から出ると、ぷわ〜〜っと鼻ん中に広がる甘〜い香り。
この時期、チョウたちの恰好のえさ場になるクサギです。

クサギ
クサギ

クサギは漢字だと「臭木」と書くほど、葉っぱをちょっと触っただけでも
なかなか手強い臭気を発するシソ科の植物。
においの種類的には、わかりやすくゆうと苦渋味+ドクダミ的青臭さ凝縮系。
ん? わかりにくい?
まあとにかく、なかなかに強力なニオイってことっすよ、もう慣れたけど。

ところがこの時期になると、おしべめしべの長ーい花を咲かせ、
葉っぱの臭いからはまったく想像もつかん甘くせつない香りで、
虫たちを誘いまくる。
この日もクロアゲハ→モンキアゲハ→ナガサキアゲハと、
黒装束アゲハがたて続けに来て、吸蜜してははらはらと去っていったのでした。

クロアゲハ
モンキアゲハ
ナガサキアゲハ

ここで張っとけば、たぶんスズメガたちも数多く見れろうやー。

でも暑い。それどころじゃないけん、これにて。



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カラムシにトゲトゲ

一昨日、飼育下のアカタテハが羽化った。

アカタテハ

まだそれほどでかくない幼虫を連れ帰って、
ぽやぽやしとったら写真撮る機会を逃し、
さないでからもぽやっとしとったら、
一週間足らずで羽化ってしまった。

まあね、今回はさないだのも巣の中だったし、
幼虫時代もずっと巣の中やけん、
巣をひっぺがして無理矢理撮らな撮れんもんやけん、なかなかね、
申し訳ない気がしてでけんわけですよ。
てな言い訳も用意してみた。
壊されたところで、あっとゆう間に作るやろけど。

てわけで、さなぐ場所探して移動中?の幼虫過去画。

アカタテハ

一見イラガ的なトゲトゲでカモフラっとるけん、知らんかったら
手を引っ込めてしまいそうけど、まったく無害。

普段はカラムシなどイラクサ科の葉っぱでこんな巣を作っとる。

アカタテハ

今回さないだのは、折り畳んだ葉の中やったけど、
わりと無防備な場所でさないどることも多いごた。

アカタテハ

金鋲付き。このあたりは同じタテハ科のツマグロヒョウモンと共通。
http://couleur64.blog.fc2.com/blog-entry-12.html



翅おもてのカキンコキンした派手さもいいけど、
渋い翅裏の精緻さはいつ見てもため息が出る。
ブルーのチラリズムもたまらん。

アカタテハ



最初汁(羽化後はじめての排泄物)は血のような赤。
これもツマグロヒョウモンとそっくり。

アカタテハ

翅のオレンジ、それも黄味が強いとこじゃなくて
赤味が強いとこが、この色の由来やなかろうか。

なんてどおでもいいこと考えてみたりしても
暑さを逃れられるわけなかろうが。

けど、早くも先月26日、お向かいの林で今年初のツクツクボウシが鳴いた。
彼はちょっとばかし気が早過ぎたかもしれんけど、
じわじわと夏の盛りは過ぎつつあるのかもしれんような気がせんでもない。



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夜のピクニック

先週末、夜の昆虫観察会に姫が参加したので、
親二人もこれ幸いと、あたりまえのように同行してきた。

林の近くで蛍光灯とブラックライトでライトトラップつくって、
そこに集まる虫たちを観察したり、
集まってくるのを待つ間、近くを散策したり。

今年で3回目の参加やけど、地味目な虫が多いのは承知の上、
でももしかしたら、とゆう期待を胸に集まっとる男子、多数。

ライトトラップ


結果からゆうと、今回もクワ・カブ系はライトには来んかった。
散策中には数頭見つかりましたが。


さて、今回もだーっと行きます。

まだ明るいうち、そこらへんで見つけたトリバガの仲間。
トリバガっちゃん大好きなんやけど、翅が細くて同定が難しゅうてねー。

トリバガ/未同定


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これは撮影用にライトのところに連れてきただけで、
散策中につかまえたオオアヤシャク

オオアヤシャク
オオアヤシャク

なかなかの美麗種じゃ? 触覚以外、ほぼチョウ。


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このガっちゃんも、ちっちゃいけど魅力的やん?

アカイラガ

アカイラガでした。
なーる。以前ここで幼虫見た↓。

アカイラガ

フルーツやん。ゼリーやん。ツブツブがおいしそう。
でも危険です。たぶん。触ったことねーけど。
こげんしとってもイラガやけん、黒くて細いのは毒針毛と思われ。


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この鎌持ってマント着た死神のようなヤツ、数年前はじめて見たとき、
何の種類かさっぱりわからんかった。
そんとき調べたら、幼虫は水中生活を送るトビケラの仲間、
アオヒゲナガトビケラって判明した。

アオヒゲナガトビケラ

この鎌なのか前足なのかわからん器官は、「小顎肢」だと。
そおゆわれてもわからんし。ので、調べた。
あ〜〜、ね。
たとえばバッタやらカマキリやら、
食事中口元でもぞもぞ動きよるヒゲモドキみたいなやつね。
けどなんでそれがこげん毛深く、大きくなったのか謎やな。
それと写真じゃ切れとるけど、触覚はこの3倍くらいあります。


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次、甲虫。
コガネ類はいろいろ来たけど、特筆すべきはおらんかったのでパス。
ハネカクシの中では大型のクロガネハネカクシ
去年も来たけど。

クロガネハネカクシ

このハネカクシの仲間、さや翅が通常の3分の1くらいしかない。
けどその中には普通に後翅が畳み込まれとる。
どおゆう収納術やろ。
腹むき出しの危険きわまりない姿を選択したわけは、
狭い隙間とか土の中とかを、体を曲げて動きやすいように、げな。


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近くに小川とか池とかあるけん、毎年来るヒメガムシ

ヒメガムシ

ゲンゴロウと同じように水中生活するけど、こっちは草食系。
そんな顔しとる。普通にかわいい。
でも私的にゲンゴロウのほうがポイント上。なーんでか。


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夜と言えば?
そう、セミの羽化。定番のこれは見とかんと。

アブラゼミ

今回はアブラゼミ。いつも背側からやけん、腹側から撮ってみた。
やっぱりこっちからも美しいじゃないか。

子どもの頃、「アナゼミとり行こう」てゆうて、
今は亡き父親と近所の神社に行ったもんです。
10頭ほど連れ帰って、家で羽化させよったけど、
たいてい羽化待てずに寝落ちしてしまいよった。
でも夜にでかける特別感が大好きやった。


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姫のみならず、我が家3人、いちばんテンション上がったのは
虫ではなく……

シジュウカラ

枝葉の陰でおやすみ中のシジュウカラ
まさに手が届きそうなとこにおるっちゃもん。
ライト当ててもじっとしとるし、
最初はネズミかなんかの死体がひっかかっとるのかと思った。
でもきっと心臓ばっくんばっくんしとったろうや。
鳥目は実はニワトリだけでは?って説もあるけど、夜はほんと動かんのやね。
逆に動くと、フクロウなんかの危険があるもんね。
昼間だったらきっとエサとなるアオバハゴロモと向かい合っとっても、
夜は暗黙の休戦協定みたいのが感じられて微笑ましい。


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そしてもいっこ、われらのテンション上げてくれたのは
またしても虫ではなく……

ヒキガエル

ヒキガエル!
まだ3センチくらいしかない。きゃわいー。

それと

ヒキガエル

堂々としたこっちは10センチくらい。
でも動きはトテトテしてむちゃくちゃかわいい!
オタマの時にある程度の大きさまで成長してから陸に上がる他の種と違って、
ヒキガエルは小さい状態で陸に上がり、それからどんどん大きくなるけん、
どっちもまだまだ成長過程ってところでしょか。

福岡県では絶滅危惧II類指定、
一夜で2匹も見れるとは、なんてラッキー。
でもいじくりすぎたら耳の後ろから毒が滲み出すらしいけん、そこはご注意。


どうかこの林がずっと守られますように。




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