ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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受難

もうたまりませんな、この猛暑。
この一週間、体がだるだるでたいへん調子が悪い。
虫歩きも比較的涼しい林の中ばっかりやけん、大した収穫もなし。


今年こそトンボたちの飛翔シーンを撮るべし!と訪れた水辺だったんやけど、
水面でもがく1頭の小さいカミキリ発見、すかさず救出。

アトモンマルケシカミキリ

アトモンマルケシカミキリ
でした。
水草が絡まって、身動きとれんくなっとった模様。
しばらくもぞもぞしよるうち、ちゃんとはずれて手足も自由になりました。

アトモンマルケシカミキリ


こんなとき、皆さんどうするんでしょう?
手を出さずほっとくのが自然のなりゆきとゆう意見もあろうし、
人が存在することも、助けたいと考えることも自然の一部だからして、
助けることも自然のなりゆきとしてとらえる向きもあろう。

けど私はそんなこたどうでもいいんです。
手に取りたい、写真を撮りたいとゆう100%利己的な目的で助けます。
「人が利己的に生まれついとるのも自然の摂理」
なんてことは言わんけど、そんな詭弁も成り立つかもしれんし、
この手の話はエンドレス。
あ、もちろん捕食者の邪魔をするような救出はせんけど。
まあね、1匹や2匹や3匹助けたけんゆうてどうこうなるほど
自然は小せえもんじゃないやろし、助けても助けんでも大差なし、
と私は思う。



そう、この時ほっといたらほっといたで、
こおゆう結果↓が待っとったろうし、
オオヨツボシハナカミキリ/オオズアリ

助けようが助けまいが、遅かれ早かれ
他の生き物の役に立つことには変わりなし。

にしてもガリバーそのものですね。
アリたちの連携はいつ見ても感動を覚えます。

ところでこの写真の左端、でかいやつが写っとるでしょ?

ズームしたら
オオズアリ

頭でかっ!

その名もオオズアリ
このでかいのだけじゃなくて、みんなオオズアリなんやけど。
働きアリの中で、兵隊アリの役目をするやつだけがこんな姿になるんだと。
兵隊アリと言われちゃおるけど、いちばん活躍するのは、
実は敵との戦闘時ではなく、こおゆう大型の獲物を得て、
巣の中に運び込むために小さく切り刻む必要が生じるときだとか。
このアゴやもん、そらあ強力やろ。



そうそう、このガリバー役はオオヨツスジハナカミキリでした。
模様の個体変化がとても激しい種で、もはや「四つ筋」には見えんし。
前見たのはこんなん↓やった。

オオヨツスジハナカミキリ

ので、はじめは別種かと思った。
こおゆう個体差が激しいやつは、足の色とかが決め手になったりするもんねー。
でもとてもそこまで覚えきらんもんねー。



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夏キャンプ・その3

すぐ3回目書くつもりが、どうしたことか、キャンプからはや一週間。
時は瞬く間に過ぎ行くものじゃのう。
……勢いで書かんとダメやな、こんなんは。


キャンプ場周辺の虫歩き、まただーっと続きます。



遠くで見つけた時は「あ、またホタル」と思ってしまうほど……
いや、全然似てねーんやけど、黒いからだに赤い胸、てゆうたらね。
肉食カメムシ、クビアカサシガメでした。初かな。

クビアカサシガメ

ホタルが捕食者に対しての毒を持っとるとゆうのも、
そのホタルに擬態しとる虫が多数おるのも有名な話やけど、
これははたして擬態なのか?
カメムシって時点で、すでに防御手段はあるわけで、さらに?
念には念を入れて? あわよくば、だまされてくれたらめっけもんって?
さあ、どうでしょう。鳥たちに聞いてみたいもんだ。


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おつぎ、オオトビサシガメ

オオトビサシガメ

これ、見つけた時はかなりうれしかった。
だってでかいっすよ。3センチ近くありますよ。
日本の陸生カメムシで最大級ですよ。しかも初です。
気をつけんと、刺されたら本気で痛いらしい。


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これもうれしい初物、テングアワフキ
文句ナシにかわいい!

テングアワフキ

アワフキムシなので、幼虫は自分の排泄物で作った泡の中で
植物の汁を吸って生活します。成虫も食べ物はいっしょ。
このテングアワフキといい、テングスケバといい、テングチョウといい、
「テング」が付くものはみな魅力的やねえ。
ただ鼻先が長くとがっとるだけなんやけど、たまらんもんなあ。


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ばっ! こげなチョウ見たことねー!


イカリモンガ

林の縁で見つけた時は小躍りしました。
翅開いたとこは撮れんかったけど、裏もこんだけ特徴的やし、
すぐわかるやろ、とタカをくくっとったら。
おらん。
図鑑見てもわからん。
……あ、もしかして。
かすかに「昼間飛ぶので、一見チョウにも見える」みたいな文面の記憶が。
そう、おりました、「ガ」のページに。
幼虫はシダ類を食草とする、イカリモンガでした。
ほかにも「翅を閉じてとまる」「触覚が細い」などのチョウ的特徴を持つ。
もともとチョウとガに明確な区別はないってゆうけど、
ここまでくると、なんでこのひとはチョウでなく
ガに分類されたんやろと思うなあ。


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サカハチチョウのことは春にも書いたけど、
その時の翅がこれ。
サカハチチョウ

んで今回がこれ。

サカハチチョウ

でんでん違うよなー。
これだと名前の由来である、逆さにした「八」がよくわかります。
上が春型(春に羽化)、下が夏型(夏に羽化)。
春型と夏型の模様が違うのは、チョウの仲間にはよくあることやけど、
ここまで顕著なのは珍しいんでないかな。
どおゆうわけでこんなことになっとるんやろなー。


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今回はどうも幼虫系がパッとせんかったなあ。

そのうち数少ないヒット、オビガ。たぶん初。

オビガ

りっぱなケムンパ。
相方には10センチもあるように思えたらしいが、
実際は5〜6センチ。確かに毛のせいででかく見えるけど。
近づいて触ろうとしたら、
上半身のけぞらせて左右にブルブル!
出た! フクラスズメ(↓過去画)同様、痙攣系か!

フクラスズメ

敵を威嚇する時の行動らしいけど、うーむ、それにしてもおもしろい。
フクラスズメはラミーとかカラムシに集団でついて、
集団で痙攣するけんけっこうな迫力やもんねー。
子どもの頃はそらあ恐ろしかった。
どちらも毛はフサフサけど無害です。
てことを知ってからは、会うのが楽しくてたまらんくなった。
そのたびに必ず姫もふれあって、必ずイヤ汁出されて。
それでも愛でたいらしい。


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もいっこ幼虫系。
といってもハチの幼虫。オオコシアカハバチ
植物の葉を食べるハバチの仲間です。

オオコシアカハバチ

ハバチの幼虫って、葉裏でくるんととぐろ巻いとったり
集団で同じポーズしとったりして、
幼虫好きの私でも、あんまり気色の良いもんではない。
そんな中、このひとは顔がかなりラブリー。
トゲトゲのせいか恐竜を連想しつつ、
葉裏でくるんとしとっても、ナマコのようで愛らしい。


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ここからは最終日。
これまた見たことないトンボがぼーっと止まっとったので、
すかさず姫がハンドキャッチ。
オナガサナエでした。

オナガサナエ

胸にとまらせて、お決まりのトンボ使いの図。
トンボって、つかまって見られよるうち、方向感覚なくしてクラクラするらしい。
それでこんなことができるげな。


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さて、なごーなりましたが最後です。
帰り道、まだまだ夢の時間を堪能したい姫、「もいっかい川遊びしたい」。
しばし渓流にて涼みました。
そこにはミヤマカワトンボがたくさん。

ミヤマカワトンボ

奥の、腹部が褐色のがメス、
手前の、腹部が青緑メタリック(写真じゃわからん。ヘタクソ)がオス。
飛び去っては同じ位置に戻る、を繰り返したり、時にオス同士軽く争ったり。



こうしてまばゆい水面を眺めながら、姫同様、
刻一刻と現実的な時間が近づいてくるのを引きのばそうとする私。
キャンプ帰りはいつものことやけどね。

こうやってみると初モノも多く、なかなか実り多いキャンプでした。


最後までおつきあいありがとうございました。



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夏キャンプ・その2

キャンプ場到着早々、姫は友達物色へ、我々はサイト設営。
いつになったらちゃんと手伝ってくれるんやろ。

キャンプ場での初日、収穫らしい収穫は、5ミリ弱のこのゾウムシだけ。
でも何ゾウなのかわからん。

ゾウムシ/未同定


あと、この時期このキャンプ場での定番、ヘイケボタル(写真なし)。
姫が、「ホタルブクロの花の中にホタルを入れてみる」を実践しよったけど、
ヘイケじゃイマイチ光が弱くて盛り上がらん……。


早朝からのハードスケジュールのため、早々と就寝なり。


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2日目の朝は3人揃って軽く虫歩き。



コフキゾウムシの交尾、これ、よくある光景。
……けど、ちょっ、メスの前足がへんな角度に曲がっとるっちゃけど。
後ろ手にされて痛めつけられよるごと見えるっちゃけど。

コフキゾウムシ


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ヒメクロオトシブミの交尾……交尾!?

ヒメクロオトシブミ

いったい何頭おるんじゃ?
そもそも何をしよんなら?
3頭くらいまでなら他の昆虫でもちょくちょく見るけど、
こんなくんずほぐれつは初めて見た。
……てゆか、絡まり合ったまま固まって、まったく動かんのやけど。
この行動はこの種ならではなんやろか? わからん。


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この写真じゃ、その足の長さがわからんけど、
ヒメアシナガコガネ
黄色に黒い斑紋ってのが一般的で図鑑に載っとる姿。
そっちのがかわいかろうと思うけど、
色彩変化が多い種らしい。

ヒメアシナガコガネ


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おそらくヘイケボタルオバボタルと思うけど、かなり激しい羽化不全のため
前胸背面の模様もアシンメトリーで、正しく出とらん。痛ましや。

ヘイケボタル


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こっちは羽化不全でもないのに、いつ見ても翅が半開きな
クシヒゲベニボタル

クシヒゲベニボタル

さや翅の作り自体に問題あるんじゃ?
昆虫界では珍しい、デザイナーのミス? なこたあなかろうけど。
なんか意味あるんやろうけど。
写真はメス。オスの触覚はもっと派手なクシ状。


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こいつ。
去年見つけた時は正体がわからんかったけど、今回ようやく判明しました。

アトボシアオゴミムシ

たーぶーん、アトボシアオゴミムシの幼虫。と思う。
調べたところ、ゴミムシ類の幼虫には間違いなかろうと思う。
ゴミムシは土の上とか落ち葉の中とかで生活するもんとゆう先入観があって、
葉上におるなんか、まったく頭になかった。
アミメカゲロウの仲間とかハネカクシとか調べよったけど、わからんハズです。
で、昨日よくよく見よったら
「ん? 顔、ハンミョウに似てね? 形状もハンミョウの幼虫っぽくね?」
と、ふと閃めき、ここに至る。
葉上でチョウやガの幼虫を捕食しておるらしい。
残念ながら成虫写真ナシ。


だーっと甲虫だけ行きましたが、もう眼が痛い。
でもまだまだつづく。



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夏キャンプ・その1

3連休といえばキャンプです。
大人的には真夏のキャンプはつらいもんがありますが、
山水のプールと浅い渓流、両方楽しめるいつものキャンプ場は、
姫にとっては天国みたいで。

ま、せっかくこの時期行くことやし、今年はちゃんとクワガタ採りたい、
てゆか、たまにはでかいミヤマ(クワガタ)を見たい!
てことで、早朝5時前に出発して、
まずは昔なじみのエリアへクワ採りに。



幸先よく中型ノコギリクワガタの交尾シーン。
ホームではヒラタ、コクワ、ネブト、カブトくらいしかおらんので、
これこそ夏! と、早くも気分は最高レベル。

ノコギリクワガタ

いいねいいね、ワクワクするね。
大型も追加。

ノコギリクワガタ




ミヤマ狙いのときは、樹液が見えるとこに出とらんでも、
ひたすら蹴れ。蹴れ。蹴れ。


『ぼとっ!』


しゃー!きたー!

ミヤマクワガタ

ひときわ大きい音とともに落ちました。
頭(眼の上)の張り出しも立派、
金色の毛も真新しいなかなかのサイズでした。
ちなみに写真の手は姫です。
早くも目標達成。

忘れんごと生態写真もどきも撮っとかんと。

ミヤマクワガタ

横からのアングルがまたたまらんっすー。
頭の張り出し、前胸腹面から大アゴにかけての曲線、
大アゴのあずき色〜金毛〜足のオレンジ斑の組み合わせ、
完璧やん?


メスはオスみたく金毛は目立たん。甘くない焦茶色で強光沢。
オスメス共通の足のオレンジ斑が、他種とは違う感を演出しとる。
メスはメスで好きやなあ。

ミヤマクワガタ

あんまり夢中になりすぎると苦情が出るけん、
10頭ほど採ったところでクワ採りは切り上げオールリリース。

姫の大好きなくじゅう自然動物園へ、いざ。


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ここは放し飼いにされたラマやらヤギやらダマジカやら、
その手のおとなしい草食動物たちにエサやったり、
いっしょに歩いたりできる、姫にとっては願ってもないスポット。

ラマ

今回もさっそくお気に入りのラマの子を引き連れて歩きよった。

ここでは虫的にはヘビトンボのみ。

ヘビトンボ

幼虫は言わずと知れたマゴタロウムシ、園内を流れる小川に棲んどると思われ。


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キャンプ場に向かう途中で寄った休憩ポイントの駐車場脇には、
何気にウラギンヒョウモンとかおるし!

ウラギンヒョウモン

福岡県、絶滅危惧II種ですよ。
はじめて見た。


なかなかキャンプ場にたどりつかん。



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ブレス・ユー!

ようやく昨日、さないだって記事書いたら、
早くも今朝、ごまちゃんことゴマダラチョウ、羽化ってました!
もうかよ!まださないでから6日目やし!

ゴマダラチョウ


完全変態の虫たちは、さなぎの中では
一部神経や呼吸器などの器官をのぞいて、ドロドロに組織が分解するとか。
それがどの時点で起きるのかはしらんけど、もう理解の域を超えとって。
サナギの殻にあたる部分は、単なる鋳型ってことなんやろか?
そしてサナギを触った時のピクン!は、何がどう反応しよるんやろ?
さらにそのドロドロから、今回はたった6日で
外骨格やら翅やらができ上がるのもまた驚き。
無防備すぎるサナギ期間はできるだけ短い方がいいけんね、
可能な限り早く、ってプログラムはされとるのかもしれん。
夏のほうが羽化が早いのは、
外気温が高いとか、日照時間が長いとか、わからんけど
そおゆうもろもろの条件によって左右されるんやろかね。

月並み過ぎて言うのもはばかれるけど。言いたい。
難しいことはわからんけん抜きにして、「変態は神秘」。


きれいにストロー巻いとるなあ。
この顔を見ると、色のせいか、
幼い頃デパートの最上階(または地階?)で買ってもらった
オレンヂジュースの味が思い出されて、ちょっと、むずむず。
あ、そういえば撮るの忘れたけど、このひとの最初汁は
そんなオレンヂジュースのような黄色でした。
そう、このストローのような。

ゴマダラチョウ




さな殻のおしり部分をズーーーム。

ゴマダラチョウ

ぶら下がる部分が念入りに密集した糸で綴られとるとはわかるけど、
その葉っぱの葉柄部分もしっかり枝に糸かがりしとるけんね。
こうやって剥がしてみると、かなり密にかがられとるのがわかる。
乱暴に引きちぎってこれやけん、丁寧に取れば、もっともっと糸は多いハズ。

ゴマダラチョウ

もし葉っぱが枯れ落ちそうになったり、
強風で飛ばされそうになった場合までも計算された行動。
なんでそんなこと知っとるん?
子どものくせに。
もう、ただただブレス・ユー!



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さないだないだ

時の流れは早いもので。
梅雨は空けるし、いきなり灼熱。
風がある日はノンエアコンで行ける我が家も、
今日はさすがに、この夏、初エアコン。


さて、ミカドちゃんが前蛹になったのは先週の4日、
次の5日、起きた時にはしっかりさないどった。


ミカドアゲハ
ミカドアゲハ


それにしても、アオスジ↓との違いは、
こうやって過去画を並べてみてもよくわからん。
色味の違いは無関係、どちらも褐色〜クリアグリーンまであります。

アオスジアゲハ

後頭部(便宜上そう呼ぶ)の突起の角度が違うらしいけど、
撮影角度が違うけん、やっぱりわからんわい。
このさいアオスジも連れてきて、いろいろ比較してみればよかった。


さてさて、初ミカドはこの夏羽化するのか、
それともひと冬越えて、次の春に羽化するのか。


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そしてゴマダラチョウの蛹化も同じく5日。

ゴマダラチョウ

アゲハチョウ科のミカドアゲハが帯蛹(たいよう)なのに対して、
タテハチョウ科のゴマダラチョウは垂蛹(すいよう)。
普通に6本足のチョウが帯蛹、
前足が退化した4本足のチョウが垂蛹になるという説も。
言われてみればそうなのかもしれん。
それにしても、なぜにこのようにまったく逆向きにさなぐようになったんやろ。
ふしぎやねえ。
いろいろ調べればわかるのかもしれんけど、今はその体力がないっす。


おまけのゴマダラ面・抜け殻バージョン。

ゴマダラチョウ



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名まえ、それは、もえる、いのち♪

先週末、姫の提案で近場の遊び場に出かけた。
ほんのちょっと離れただけで、見かける虫たちも
ホームグラウンドとは違うよなあ。
もっと早くアップする予定が、雑事にかまけてズルズルと。
ちなみに7/3、ホームグラウンドでクマゼミの初鳴き、観測。


ダーっと行きます。


舌噛みそうなヒラヤマアミメケブカミバエ
ミバエの「ミ」は「果実」。
すなわち果実を害する農業害虫なんでしょう、が、
翅のドットが素敵やん。

ヒラヤマアミメケブカミバエ


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超ストレートなネーミングのヒゲナガカメムシは、
前足のマッチョな上腕部?がちょっとタガメっぽくて、
なんだか惹かれてしまう。

ヒゲナガカメムシ


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ストレートなのかなんだかよくわからんアカコブコブゾウムシ
なんでコブがふたつやねん。
赤い瘤を持つコブゾウムシ、ってことなのかもしれんけど、
なんだかなあ。
だってシロコブゾウムシとかクロコブゾウムシはおるけど、
アカコブゾウムシはおらんのやもん。
だったらアカコブでいいんぢゃ?

アカコブコブゾウムシ


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これも府に落ちん名前、トゲアシクチブトゾウムシ(トゲアシゾウムシ)。
だって、足にものすげートゲ持っとるゾウムシ、他にいっぱいおるやん。
3ミリくらいしかなくて、トゲやら見えん。

トゲアシゾウムシ


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どうしても「エガシラ」を連想してしまうコガシラアワフキ
まんま、頭の小さいアワフキムシ。
たしかに比べたらそうかもしれんけど、
それよりなにより、葉っぱの上に載った植物の一部に見える。

コガシラアワフキ


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ツゲノメイガ。ツゲを食害するメイガ科のガっちゃんです。
この仲間、つい数年前まで、てっきり「○○の、メイガ」と思っとったけど
漢字で書くと「○○野螟蛾」、つまりは「○○、ノメイガ」、
野に生息するメイガとゆうことらし。
てゆか、「野」以外にガっておる? 山地性のやつとの差別化?
「螟」は、植物の芯を食べる害虫(幼虫)の古称らしく、
訓読みだとこの一文字で「ずいむし」て読むげな!

ぜったい葉の裏に隠れて止まる。
追いついたと思たら飛び出て、数m先の葉裏、のくりかえし。

ツゲノメイガ

半透明の、なかなか美しい翅をもっとるけど、
こんな中途半端なのしか撮れんかった。

ツゲノメイガ


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漢字で書くと、なにやら不吉なことが起こりそうな四星紋死出虫
カタカナだとヨツボシモンシデムシと、
おどろおどろしさは微塵も感じられん。
むしろコミカルな?
おもろい。言葉って。

ヨツボシモンシデムシ

それはともかく。たぶん初めて見たんやないかな。
大型甲虫はな〜んでかしらんけど、それだけでテンション上がる系やけど、
初物だと、さらに、倍。
触覚の先もオレンジで統一して、めっちゃかわいくないすか?

ヨツボシモンシデムシ

なんかしきりにアジサイの葉脈の表面をカシカシしよったけど、
なんしよったんやろ??

「死出虫」の名が示すように、動物の死体に集まって、
そのものを食べたり、そこに生まれたハエの幼虫などを食べたりするのが常。
ところがそおゆうナマナマしさの反面、このモンシデムシの仲間は、
夫婦揃って幼虫の世話をするとゆう、ステキな習性の持ち主でもあり。
地中に埋めた小動物の死体から肉団子を作って、幼虫に口移しで与えたり。
ここまでちゃんと子育てする甲虫はモンシデムシ類だけ、らしい。今んとこ。

それ聞いたら、否が応でも愛着わくでしょ?
ん? そうでも?



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