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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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初対面

雨が降ったり、早朝から所用で歩けん日が数日続いたので、腰が痛くなった。
どんよりした雨上がりで虫的には期待できんかったけど、
おとといは珍しく夕方出かけてみた。


期待しとらんかったし、足早に歩きつつも、目はやっぱり探しよる。
なんてことない雑草地のイタドリが気になって足を止めた。

一見葉っぱの先が枯れとる風。もしくは縮れた枯れ葉がくっついとる風。

フサヤガ


ところが寄って横から見ると……。

フサヤガ

やっぱしね。

フサヤガ。というガっちゃん。
(もしかしたらコフサヤガかもしれん)
もー、ガっちゃんたちの擬態にはいつもながら舌を巻く。

フサヤガ

ガの仲間には、腹部をこんな風にシャチホコのように上げるやつが多々おる。
このひとの場合、それによってより一層擬態の効果が上がっとるけど、
こんなやつ↓とか、なーんでわざわざこんなカッコするかなと
ついつい笑みが出てしまう。
端から見たら気色わるかろーや。

ナミガタシロナミシャク

このまえマンソンの灯りに来たナミガタシロナミシャク
写真の角度が悪くて腹の反り返りが伝わらんけど。
でも美麗ですやろ。


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林縁では、見るともなしに白いものが目に入った。
シジミチョウか……

ミズイロオナガシジミ

ン??????? なんかやたら白いぞ!
しかも翅の模様がものすごはっきりしとるし。
こんなん見たことねーぞ!

ミズイロオナガシジミ

触覚の先端のオレンジがステキやん。
そらもうテンション上がりまくって、
写真も確実にピンが来とるのを現場確認して。

帰って調べてみましたら……
おそらくミズイロオナガシジミ
1年のうち、6〜7月の一度しか成虫を見れんという、
いわゆるゼフィルスの一種。
なんと福岡県レッドデータリストでは絶滅危惧II類!
(絶滅の危険が増大している種)
でもネット上に上がっとる写真群と違って、
ちょっと後翅のラインに乱れがあるけん自信がない。
ので、チョウのことではいつもお世話になっとるサイト
蝶の図鑑』さんの掲示板で質問。
「ミズイロオナガシジミで間違いありません」との回答をいただいた。
きょー!
どうせどんよりしとるし、と一度は置いて行きかけた重いガンレフ、
思い直して持って出てよかった〜〜。
いつ何がおるかわからんけん、やっぱり出かける時は必携やな。


クヌギとかコナラを食樹とするこの種は、
それらの雑木林が減ったことがそのまま個体数減少につながっとるらしい。
もちろんそんな希少なのを見れたことはうれしいけども、
ホームグラウンドにまだ生息しとったというのが何よりうれしい。

まだまだ出会えとらんのがワンサカおるのはもとより、
もしかしたら他の希少種も期待できるかもしれん。
丘のような小さい山やけど、潜在能力はあなどれんです。



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や〜ん。

虫たちを追いかけよったら、逃げ方・隠れ方など身の守り方も
種によりけりで、これ見るのもまたおもしろいんよねー。

甲虫類はポロリと落ちて下草にまぎれる、手足を縮こめて死んだふり、
すかさず飛び去る、などが代表的やけど……



ちょくちょく出会うシロオビタマゾウムシ?(同定不能)

シロオビタマゾウムシ

しばらくすると、だんだん顔と口吻をきゅーっと体の下に畳み込んでいきます。

シロオビタマゾウムシ

しまいには足をぺったり葉にくっつけてフセて玉状になる。
あ、もしかしてそれでタマゾウムシ?
ゾウムシ類はフセの姿勢とるやつ多いけどよ。
クモにも見えるけど、なーんかラピュタのロボット思い出した。

シロオビタマゾウムシ


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写真に収めたのは初めてかもしれんトガリシロオビサビカミキリ

トガリシロオビサビカミキリ

出会った直後から、触覚をぐるんぐるんさせながら歩きまわって
飛ぼうかどうしようか、さんざん逡巡しよった。
でも結局このひとがとった行動は……

トガリシロオビサビカミキリ

葉っぱにしがみついてピクリともせんくなった。
小型カミキリは飛び逃げ型が多いけど、
この手のゴツゴツした地味なやつは意外と飛ばんことも多いすね。


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何度目かの登場となるウシカメムシ
いつ見てもその造形にはうっとり。

ウシカメムシ

ウシカメムシに限らず、カメムシはたいがいの場合、
このように、葉裏など物陰にかくれますね。

ウシカメムシ


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ところが先日出会ったホソハリカメムシ

ホソハリカメムシ

裏に回り込んで隠れるかと思いきや……

ホソハリカメムシ

触覚でカヤの穂をまさぐりはじめて……
今見ると口吻も使っとるな。

ホソハリカメムシ

いやいや、そこに入り込むのはちょっと難しかろ。
ものすご「や〜ん」な感じ。

触覚とか口吻をこんなふうに手足のように使うのとか初めて見た。
どこまでも続く、新しい発見。
きっと一生飽きんです。



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ムシクソやらブタクサやら

この時期、ほんのちょっと出かけた時でも、
ついつい目は植物の方へ、つまりは虫の方へ行くってもので。
今日は姫を待つ時間があったので、これまで真剣に探したことなかった
あこがれ虫を探してみようと思った。

まずはツツジを目指してと……
ツツジってどこにでもありすぎて、じぇんじぇんトキメカん。
そのせいもあってか、これまで軽く流す程度にしか探しとらんかったもんな。
年々あこがれは強くなれども、どうも真剣に探す気にならんかった。

でも今日は真剣です。
しっかり足を止めて、じっくり見ていきます。

あった! いや、おった!


ムシクソハムシ

これ以上ないってほど不名誉な名前の持ち主、ムシクソハムシです。
3ミリくらいでコロッとしたその形状、確かに虫のフン。
知らんかったら絶対見逃す。
この手足が短くていかにも不器用そうな様子がたまらんくないっすか?
むちゃくちゃかわいい。

ムシクソハムシ

カメラ近づけたらきっと落ちると思って
受け皿になるものを用意しとったら、案の定落ちた。
手・足・首をちゃんと出すとこの通り、しっかりハムシでしょ?

ムシクソハムシ



結果的に1本の木?てゆーかツツジのひと固まりから5頭くらい見つかった。
なーん、おるとこにはおるやん。てゆか探し方が足らんかったのよな。

それとは別にこんなんもあった。

ムシクソハムシ

枯れ葉を巻いたもの?が、葉っぱから垂直に立っとる。
絶対中になんかおると思って、軽く引っぱってみたら
しっかり中で葉っぱにしがみつく感触が伝わったけん、
それ以上深追いはせんどいてやった。
で、帰って調べてみたら、どうやらムシクソハムシの幼虫らし。

しかも枯れ葉と思っとった巣は、これまた自分のウンコで作られとるげな。
ハムシの幼虫はウンコ背負いが多いんやねえ。
別のウンコ背負いはこちら↓
ちゅるん


てことで、けっこう簡単にあこがれ虫と出会えた。
あ、ここにも……

と思たら本物か。

ムシクソハムシ


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ハムシついでにこんなシーンも。

ブタクサハムシ

北米原産のブタクサハムシ
1996年頃、関東ではじめてみつかって帰化。
今ではほぼ日本全国に広がっとるげな。
でも私の図鑑には載っとらん。
その名のとおりブタクサが主食。
ブタクサも北米原産やけど、その帰化の歴史はもっと古く、
どうやら広がったのは戦後のことらしく、いっしょに入ってきたわけじゃなさそう。

Wikiさんによると、その他のキク科植物もいろいろ食うけど
ヒマワリ以外をえさに与えたやつは短命で、
産卵には至らんかったという実験結果があるそうな。



そうなってあたりまえっちゃあたりまえやけど、
意外と多いもんですねえ、帰化昆虫。

負けるな国産。



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あれ!?

ワタクシ、ウソをついておりました。

今朝起きて、キバラモクメキリガの幼虫を見に行くと、
ケースん中をなんか飛びよる。
10ミリちょいほどのガっちゃんです。

ミダレカクモンハマキ


前回、メイガっぽい幼虫がキバラモクメキリガに食われた?
と書いたけど、実は生き延びてました!
めでたい!パチパチパチ。

調べたところによると、ミダレカクモンハマキらし。
メイガでもねーし。

ワタクシ、ウソをついておりました。
申し訳ありませぬ。

よーくケースん中調べてみたら、巣は床に落ちとった。
それで難を逃れたのかもしれん。
これ、成虫が出たあとのサナ殻。

ミダレカクモンハマキ


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ガっちゃんついでに最近の虫果から。


ホソオビヒゲナガ

ヒゲ、長いっすよねえ? 
これはオスやけん、いっそう長いんすけど、
その名もホソオビヒゲナガ
はじめて見たときゃ「なんじゃこりゃ!」と正直思いました。
しかもその時はオスメス入り乱れて集団でおったし。
飛ぶときなんか、ぷるぷるして相当ジャマくさそう。
翅はけっこう激しく動かしよるけど、
触覚の抵抗のおかげでなかなか前に進めんごた。
微笑ましい春の光景。


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ガの仲間はけっこう目が大きくてかわいかったり、
凛々しくカッコよかったり。

シロスジツトガ

このひとは後者やな。
龍を思わせる出で立ちのシロスジツトガ

一見バッタにも見えた。
ローガンがねえ。

ちっちゃい虫とか、写真撮って家で見るまで詳細がわからんこともままある。
イヤやなあ、もう。




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肉食系?

数週間前持ち帰ってきたヒメクロオトシブミの揺籃ですが、
(詳細はコチラ↓)
ころん

連休のキャンプから帰ってきたときはあったのに、
後半の里帰りからもどってきたら、跡形もナイ!
落ちてもない、枝に残ってもない、成虫もおらん。
どおゆうことかわからんかったけど、
おそらく犯人はこいつじゃろ!と推定。

キバラモクメキリガ

キバラモクメキリガ
の幼虫。
頭部のうしろの黒帯がものすご特徴的なヤツです。

連休前に姫が学校から連れて来た。
その時はグリーンで、黒帯もナシ。
キバラモクメキリガ

これは別の日に撮った別個体やけど、同じ種類には見えんでしょ。
4齢まではグリーンで、終齢になると褐色になるそうな。
しかも姫が見つけたのはサクラ、下の写真はギシギシにおった。
えらく食草の幅が広いと思たら、農業害虫として名高いヨトウガ亜科やった。
なーる。
昼間はじっと隠れとって、夜出てきて食うのも合点。

で、調べてみたら、どうやら食料不足のときは共食いまでするらしく、
雑食性が強い幼虫みたい。

実は姫が連れてきたのはこれだけじゃなく、
エサとして持ってきたサクラには
シャクガ幼虫とメイガっぽい幼虫もくっついとった。
シャクガはなぜか2日後にお亡くなりやったけど、
メイガらしきのは連休の合間には巣を作ってちゃんと生きとった。
ところがこれまた消えた!
やはりこのキバラモクメキリガ幼虫にやられたごた。

食料はたっぷり与えとったし、
帰ってきたときもサクラはたくさん残っとった。
オトシブミのほうは、揺籃以外の葉っぱはたぶん食われとらん。

てーことはですよ。
この幼虫、食料が不足したら、なんてもんじゃなく、
好んで動物性のものを食うっちゅうことじゃねーのか?



姫のおかげでなかなかおもしろい観察ができた。
んにゃ、食いよるとこ見たわけじゃないけん、観察とは言えんけど。




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黄金後半の後半

さて、GW後半の虫果、続きです。

最終日、早めに帰路についたものの、
まだまだ遊びたい姫のリクエストにより、途中の里川でまたもや水遊び。

岸際の植物を網でワサワサすると、こんなん出ました。

ハグロトンボ

ハグロトンボのヤゴです。
見えにくいっすね。写真マズった。
ハグロトンボは、大型イトトンボ風のこんなやつですよ。(過去画)

ハグロトンボ

体がメタリックのエメラルドグリーン。
わりとどこででも見るけど、トンボの中では個人的ランキングでかなり上位っす。


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人相わるっ!
『千と千尋』の釜じいっぽくもあるけど。
前回の渓谷カゲロウとよく似とるけど、シッポが3本ありましょう?
(シッポじゃないけど)
シロタニガワカゲロウかと思うけど自信なし。

カゲロウ/未同定

翅の部分がだいぶ大きくなっとるので、羽化も間近か?


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またまた不明ですが、こんなんも。
カゲロウ/未同定

形状は全然違うけど、これもカゲロウか。
それ以上は無理。


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橋脚にはチラカゲロウの姿。

チラカゲロウ

儚げなカゲロウの中では、自己主張が強い外見の大型種。
手足が白くて翅が真っ透明。
前足をバンザイして止まるのがちょっと滑稽やけど、うつくしかー。


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こんどは姫が「サワガニを穫りたい」と言い出した。
まだまだ休みを堪能したい気持ちはよくわかる。
わたしもそうやけん、もちろん喜んでつきあいますとも。

上流部へ移動する途中、わりと有名な古墳群に立ち寄った。
たくさんアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)の巣があったので、
姫は、アリを捕まえて巣に落とすアリジゴク遊びをはじめて体験。
(写真撮り忘れた)
あと、お決まりの巣の掘りかえしも幾度か試みたけど、すべて失敗におわった。


そこでは他にもヒメクロオトシブミとか

ヒメクロオトシブミ

小さいのか大きいのかわからんような名前の
ヒメオビオオキノコムシとか

ヒメオビオオキノコムシ

陸生ホタル、オバボタルとか。

オバボタル
林の中で落ち葉の下などに棲む幼虫はよく光るけど、
成虫はほとんど光らん。
昼光性やけん光らんのか、光らんけん昼光性なのか。

ここではコンデジやったので、ぜんぶ写真がイマイチ。
やっぱガンレフにはかなわんな。


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サワガニポイントでは、もちろん周辺の調査もしますよ。

最後になかなかな収穫、
キイチゴ類の葉上でシロオビナガボソタマムシが交尾中でした。

シロオビナガボソタマムシ

10ミリ程度の小さいタマムシやけど、
タマムシと言うだけあって、金属光沢がうつくしかー。


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とまあ、簡単にダダーっと羅列しましたが、
当然ここに出しとらん虫たちもいっぱいおるわけでして。
豊かやなあ。


やればやるほど、もっとやりたい虫歩き。
いや虫歩きに限らず、キャンプも釣りも
帰って来た時こそ、またすぐにでも行きたいもんねー。

ああ、楽しかった。

さあ、今日は潮干狩りじゃ。




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黄金後半の前半

後半は実家に里帰りしてきました。
4日、山菜採り〜河川敷で天ぷらパーチー〜テナガエビ釣り。
5日、姫のリクエストにより軽いアスレチック施設付きの公園
 〜渓谷で川遊び〜あまりに冷たすぎたため、中流域に下ってまた川遊び。
6日、帰路につきながらも、里川でしばし川遊び〜上流に上ってサワガニ穫り。

ほとんどずーっと外ですね。
つくづく、姫とベクトルが同方向でよかったっす。



さて、じゃんじゃん行きます。
まずはヘンな名前のこのひとから。

キクスイモドキカミキリ

キクスイモドキカミキリ
普通「モドキ」は最後に付かんけ?
キクスイカミキリに似とるということかもしれんけど、
最後に「モドキ」付けると「カミキリモドキ」という
まったくの別種になってしまうけん、間に入れたのか?
でもそもそもキクスイカミキリ(↓本日撮りたて!)には似てねーし。

キクスイカミキリ

さらにキク科植物を食草とするキクスイカミキリと違って、
フジやクズが食草やし、「キクスイ」ははたして何を意味するのか?
10ミリくらいしかない地味カミ。


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林の中のコナラの枝から珍妙なものがぶらさがっとる。

ウスタビガ

これ、前回のクスサン同様、ヤママユガ科のウスタビガ(薄手火蛾)の繭です。
「手火」とはちょうちんのことで、聞いて納得。
繭の形状から名前がついたんやねー。
ほかにツリカマスとかヤマカマスとも呼ばれる。
「かます」とは麻袋を稲藁で編んだような袋のことですが、ン〜〜〜。

姫はこれ持ち帰って糸を取ると息巻いてて
天ぷらパーチーの時、茹でたまではよかったものの、
その場に忘れてきました。
まーどっちにしろ成虫が出たあとやけん、ちゃんとした糸は取れんしね。

残念ながら幼虫も成虫も写真ナシ。


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渓谷周辺に場所を移して……

モンキマメゲンゴロウ

流水域に棲む小型のゲンゴロウ、モンキマメゲンゴロウ
ちっちゃいっす。
しかもちょこまかといっちょん落ち着かんので写真も満足なのが撮れん。


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水中に溜まった落ち葉をかきわけると出ました。
カワゲラの幼虫です。フタツメカワゲラか?自信なし。

フタツメカワゲラ

X脚なところがまさに「ケラ」やけど、
あのケラとはまったく別の種類。
大人になったらこんな風貌です。これはキベリトウゴウカワゲラ?(過去画)。

キベリトウゴウカワゲラ


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石をめくると、こんなのがわらわら。

カゲロウ/未同定

タニヒラタカゲロウエルモンヒラタカゲロウ?
専門的にも難しいってことで、素人にはお手上げっす。
他にも小さいのやら細長いのやらいろいろおったけど、無理。
そのうち気合い入れてやってみよ。


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陸では姫がこんなコメツキ見つけました。

コメツキムシ/未同定

これまたちっちゃ! コメツキとしては、ですが。1センチくらいか。
この黒さ、強いツヤ、前胸・前翅の深い溝と、特徴いっぱいやったけん
すぐわかると思っとったけど、甘かった。わからん。



ちょっともう、いっぱいいっぱいです。
まーだ続くんですが、それはまた、次回の講釈にて。




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黄金前半

今年のGWは、ほんとに全日天気に恵まれてサイコーでした。
虫果のほうは、まあどうってこともないのばっかりですが。

まず前半は2泊3日、熊本の奥の方でキャンプ。
ここ数年、GWはずっと同じキャンプ場ばっかし。
だって芝生が気持ちよくて。
不便を楽しむのも一興。
でもゆっくりするには、やっぱある程度は快適なほうがいい。
ゆっくりといいつつ、根が貧乏性なゆえにゆっくりできんのですけどね。



とりあえずお決まりのタイコウチ。
ケースに入れたら、すかさず交尾もお決まり。

タイコウチ

カマになった前足を交互に上下させながら泳ぐ姿が、太鼓を打っているよう……
には見えんですが。
そのカマで獲物を捕らえて体液を吸う、最もポピュラーな水生カメムシ。
同様なミズカマキリもいっぱいおったけど、タガメ、コオイムシはおらんすね。


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姫が
「炊事棟にゲンゴロウのような模様の甲虫がおる!」
と呼びに来たので
もしかして灯火に来とったやつか?と思って行ってみると……

キベリネズミホソバ

もー。
甲虫でもねーし!
確かに体のヘリの黄色いラインはナミゲンゴロウ的やけども。
色的にハイイロゲンゴロウに似とるかもしれんけども。
キベリネズミホソバ。ガっちゃんやん……
まーだ甲虫とガの見分けもつかんか?


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そう、灯火といえばガっちゃん。
正しい姿勢で静止するリンゴドクガ
リンゴドクガ

まあフサフサの手足はそれなりに素敵やけど、
幼虫の方が数倍インパクトありますね。(↓過去画像)

リンゴドクガ

どう見ても「毒あるけんさわんなよ!」って言いよるけど、
実は無毒というハナシ。
実際触ってみたことないけん、確証はありませんけど。


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その炊事棟には大型のガの仲間、
ヤママユガ科のクスサンの繭も残っとった。
昔はこの繭の糸で釣り糸つくりよったとかいう話もある。
もしかしたら中国〜東南アジア産で同じヤママユガ科の「テグスサン」っていうやつと
混同して伝わっとるかもしれんけど。
もちろん成虫が出て行った後では糸が切れるけん、
サナギが入ったまま茹でられよったんやろねえ。
よかったね、技術が進歩して。

クスサン


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んで、ここらでテンション上がる系を1枚。

ハラアカコブカミキリ

ハラアカコブカミキリ

この個体はなんか模様の赤が薄いけど。
以前見たやつはこれくらい毒々しかった。(↓過去画像)

ハラアカコブカミキリ

背中のこぶに見える部分は、密集して生えた長い毛です。
なんのためにあるんやろなー。

このカミキリ、もともと対馬にしかおらんくて、
1970年代から北部九州でも見られるようになり、
今では九州はもとより中国〜関西地方にも定着し、
シイタケのほだ木の大害虫として忌み嫌われとるそうな。ありがちな。
もともとクヌギなどの広葉樹の枯木に産卵する当人からしてみれば、
あんだけ適した環境が整っとれば、
産んでください、って言われよるようなもんで。


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自宅まわりで出会うことがないサカハチチョウは、
初めてじゃなくてもテンション上がります。
これは春型なのでそれほど際立たんけど、
漢数字の「八」を逆さにしたような白帯が特徴。
夏型はまるで別種のようなカラーリングになって、
ほぼ真っ黒の中でその特徴が際立ちます。

サカハチチョウ


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これははじめて見たかもしれん。
ヒメウストラフコメツキ

ヒメウストラフコメツキ

この時ガンレフじゃなかったけん、写真が残念けど。
地味けど。
コメツキ好きとしてはうれしい。


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最後、虫じゃないけど。

ヤマメ

ひさしぶりに釣りました。
パーマーク、幼魚斑点ってやつがきれーに出てますね。
一般に「ヤマメ」と呼ばれるこの魚、
ほんとは「サクラマス」の河川残留型(陸封型)というのは誰もが知るところ。
そして海に出たサクラマスにパーマークはない。

でもなぜかこれを釣った数十メートル下流で、こんなんが釣れたんよねー。
ヤマメ

サイズは同じくらいけど、体高がある、いわゆる「偽銀毛」ってやつです。
パーマークがほぼ消失してます。
海に出たやつは完全にパーマークが消え、これを「銀毛」って呼びますが、
エサの豊富な大きい河川だと、海に出らんでもこんなことが起こるんだと。


うーむ、虫もわからんけど、魚もよくわからんなあ。




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ころころ

GW前半、やっと、やっと、キャンプ行けまして。
なんとまあ8か月ぶり。
こんなブランクはじめてっす。
でもまあその時のことは、またの機会に。



さて、3日間家を空けて帰ってきてみたらば。
先日のちゅるるん→ころん の正体見たり!
みんな羽化っとった!

タマゾウムシ/未同定

ころころ。
かわいかろ〜。たまらんめ〜。

背中側はこんな感じ。

タマゾウムシ/未同定
タマゾウムシ/未同定

予想通りゾウムシには違いなかったけども。
でもねえ、同定できんですよ。
いろいろ探してみたけど、わからんすよ。
ネズミモチを食べるゾウムシってことで、1件見つけたけど、
それもタマゾウムシの一種てしか載ってねーし。
公園でもどこでもこんないっぱいおるのに、なぜわからんのかわからん。
ま、素人ブログやし、今んとこタマゾウムシの一種ってことで。
ご存知の方、ご教示くださいませ。


繭の抜け殻はというと……

タマゾウムシ/未同定

スパッと切ったみたいですね。
テキトーに齧って出てくるんじゃなくて、
ちゃーんと切れ目を入れて、蓋を空けて出てくるんやもんねー。
寄生バチとそっくり。
あの夏の日

虫たち、器用すぎる。




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