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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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越冬シジミ

更新がなかなかできん。
止まっとった仕事が一気に動き出したというのもあるけど、
一方でネタが枯渇しとるというのも事実であり。

なかなかね、この時期ちゃんと「探す」行為をとらずして
あわよくば虫に出会おうっちゃあ、それこそムシのいい話。



3日前、姫の通学路、マンソンの植込みにて。
風景にちょっとした違和感があるやん?

ウラギンシジミ

そうです。まんなかへん。
白い。
目立ちすぎる。



ウラギンシジミ

またもや登場、ウラギンシジミ
目立ちすぎるし、こんなとこじゃ雨はもとより風すら避けられんやろ、
というのはいらん心配なのかもしれんけど。

ウラギンシジミ

寄り放題です。
ウラギンシジミ

でもいかんせん暗いので、被写界深度が浅い。

愛らしさは伝わったですか?



次の日、まだ動いとらんかなーと探してみたけど見つけきらんかった。
ちょっと寒気がゆるんで動けたかな? と思っとったけど、
姫はしっかり見つけたそうです。

いざ探そうとすると、なぜか見つからんこと、ありましょう?
そしたら、何度も探したはずのところで見つかったり。
身の回り品とか。

そう考えると、偶然にたよるのも悪くないのかもしれん。
と及び腰な。


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おみやげ

昨日、姫がおみやげをもって帰ってきた。
それはビニール袋に入った、動かぬアケビコノハ


「八百屋のおばちゃんがくれた。
窓の枠のとこにくっついとったって。」

八百屋のおばちゃんとは、通学路にある八百屋さん。
いろんな虫を姫のためにとっといて、学校帰りにわたしてくれる。
前にもバッタとかモモスズメの幼虫とかくれた。
その1件はこちらで↓
千客万来2
アケビコノハのことはこちらで↓
http://couleur64.blog.fc2.com/blog-entry-37.html


でもおばちゃん、ガはキライなはずなのに、
わざわざとっといてくれたんやろか、と思いきや。
姫の話はつづく。
「これね、おばちゃん、まさかガの成虫とは思わんかったってよ。
葉っぱの間で、何かがさなぎになっとると思っとったって。」

納得。
そうねー、そう見えんこともないかな。
この擬態はすごいもんね。


「でね、最初動かんけん死んどると思ったけど、
しばらく手にのせとったら脚がぴくぴくって動いたっちゃん。」
そう言って、しばらく手にのせていると....
ぴくぴくっと。


アケビコノハ



「ほら、ね!」
うれしそうです。

アケビコノハ

やっぱりかわいい。
脚の白スポットもシャレとる。

とっくに林の中で越冬体勢になっとるはずやけど、
ちょっとあったかくて動いてしまったかな?
それとも、おばちゃんちの中に入り込んで冬を越そうという目的でやってきたのか?


しばらく観察している間に体温が上がってきたのか、
「ファサ」と翅も動かした。
このまま部屋の中においておくと、無駄に動き出してしまうので、
寒かろうけどベランダに出ていただいた。
昨夜から雪が降って、急激に冷え込んだ福岡。
今見てみたけど、きのう置いたとこから動いとらんかった。
これから陽が出てあったかくなりそうやけん、
ここが気にくわんかったら、そのうちどっか行くやろ。


それにしても、去年からアケビコノハづいとる。
それまで成虫にはまったく縁がなかったのに、
半年のうちに3回やもんなあ。
でも、こういう現象って、ほかの虫においてもよく起こる。
それまで探しても探しても見つからんかった虫にいったん出会うと、
次から次に出会えてしまうという不思議。
その虫に対しての虫目が、レベルアップするんでしょうか。


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めくってめくって

連休中の一日、相方の実家で駐車場整備中のこと。
ブロックを動かそうと、どけたら。

コスナゴミムシダマシ


コスナゴミムシダマシ
、集団越冬中。
これだけじゃないっすよ、このくらいの塊が10個くらい。
総勢数百頭!

どこにでもおるけど、普段は動きが速くて写真が撮れん。
もっと寄りで撮りたかったけど、この時はコンデジしかなくて、惜しいことした。

コスナゴミムシダマシ


子どもの頃は特に甲虫が好きで、つい捕まえてしまって後悔した虫のひとつ。
一見サビキコリに似とるし、「コメツキ?ラッキー!」と喜んだのもつかの間。
名前に「ゴミムシ」という単語を含んどるだけあって、臭いが。
小せえくせにけっこう強烈だったような覚えあり。それ以来触っとらん。

触ってみればよかったか......
いやいや、3年ほど前、マイマイカブリを見つけて、
ふと臭いを再確認したい衝動にかられ.....
後悔先に立たず。一時の誘惑に負けてはならぬ。
同じゴミムシダマシ科でも、キマワリとかはそこまで臭わんのやけどね。




今日も散歩コースの途中、何個かめくってみた。

石をめくって出たのはこれ。落ち葉に載せて1枚。

未確認

ただ、元々石の下におったのか、まわりの草についとったのが
転がり落ちたのかわからん。
最初は体を伸ばしとって、体長と体幅の比率的に、一見「シジミ類?」
と思ったけど、でんでん違いました。
なんやろ、ヨトウの一種かなあ。
わからん。調査中です。


次。
林の中で木につけてある「スズメバチ注意」のプレートをめくってみたら。
お!大物!

クチキコオロギ

エンマコオロギの幼虫かと思いきや、
クチキコオロギでした。
名前のとおり、林の中の朽木や樹皮の下に棲んどるらしい。
一方、「コオロギ」ってついとるけど、マツムシ科げな。
ややこしいやんか。
翅が短いけど、これで成虫(♀)。
後肢は1本ないし、触覚も曲がっとるし、大丈夫か?

そして、そのプレートのラミネートの隙間に挟まった
モリチャバネゴキブリの幼虫。

モリチャバネゴキブリ

体の端っこは半透明で、カメノコハムシみたい。
家におるチャバネゴキブリは飛べんけど、
このモリチャバネはちゃんと飛びます(成虫は)。



虫を見つけるのが難しいこの時期、短時間で見つけるには
お休み中のところ申し訳ないが、めくりまくるのが手っ取り早いっす。
でもめくったあとはちゃんと元に戻しましょう。



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肥後のナチュラリスト

明けて3日、せっかく熊本に居るので、帰る前、
まだ姫が行ったことのない熊本城に行ってきました。
かく言う私自身も、小学校以来ではなかろうか。
新しく、熊本城の歴史を学べる施設や、熊本を味わえるお店・土産物屋が連なる
「桜の馬場 城彩苑」というものもできとることやし、
たまには観光地らしい観光地でも。

歴史文化体験施設「湧々座」では、熊本城の歴史・文化を
軽く遊んだり寸劇を観たりして学べて、
私のような歴史音痴には最適。もちろん子どもにも。
でも正直、やっぱり歴史は苦手。
なので、虫的に、寸劇が行われるホールに展示されとった
第6代藩主・細川重賢が描いた虫たちの博物図がいちばんのヒット。
重賢は、今で言うナチュラリストとして知られ、ハイレベルな図譜を残し、
ここではその一部の複製画が展示されてました。
暗かったし、カメラはスマホやけん、写真が良くないのはご容赦。


博物図3

「胡麻虫」はシモフリスズメ?
「ムカゴイモムシ」はコスズメ?

右下の「孫太郎虫」は、言わずと知れたヘビトンボの幼虫ですが、
古くから漢方薬として、子どもの疳の虫の薬にされてきた。というのも有名な話。
「醤油ニヒタシ 焙リ食フ味 鰻○ノ如シ」って書いてある。(1文字わからん)
これも地方によってはごく普通に、酒の肴として食されていたという。
まあ、うまいかも。食ってみたいかも。


博物図1

「ヤブカラシニモツク」はもちろんセスジスズメですね。
ちゃんと繭も押さえてあるのがニクイ。


博物図2

「イジレバ鳴也」は、幼虫・成虫ともに鳴くというメンガタスズメでしょう。
まだ聞いたことないんよねー。
左上には「胡類ノ虫 巣」とある。
上のセスジスズメの繭と同様のものでしょう。


自分の目で見て、日を追って観察して、時には飼育して、絵を描いて。
図譜の全貌はわからんけど、
潘を治めるかたわら、これだけの質のものをつくるのは
好きなこととはいえ、相当なエネルギーが必要だったろうなあ。

がんばろ。



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ふれあい

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

とはいうものの、ネタは年末モノです。

毎年我が家の年末年始は、相方の実家に寄って〜私の実家で年越し
〜相方の実家に年始 とお決まりなコース。
私の実家は温泉街にほど近いので、大晦日もこれまた恒例で温泉に行くのです。
運動不足になりがちなこの休暇中なので、今年は歩いて出かけてみた。
ちゅーても片道15分程度やし、焼け石に水か。


途中、小学生時代の通学途中にあった大クヌギのもとへ、と思ったら.....
ない! 根元1メートルほど残して伐られとる!
周りが住宅地になって、スズメバチの苦情が出たのか、
雷が落ちたのか、はたまた立ち枯れたのか。
ただ、もう伐られて数年経った感じで、いい具合に朽ちとる。
そして根元の土には、ベビーチョコ形の見慣れた排泄物がたくさん。
そりゃあ、掘りますよ。


まず出てきたのはこのひと。
ゴミムシダマシ

おしりの形状がとても特徴的。
ゴミムシダマシの幼虫やけど、種類まではわかりません。
広葉樹の朽木をほじくると、かなりの高確率で遭遇する。
よく爬虫類のエサとして売ってあったり、ふれあい動物園でリスザルに与える
「ミルワーム」ってのと似とるけど、あれはどうやらキマワリの幼虫らしい。
まあキマワリもゴミムシダマシの仲間やけど。
こいつ、いっぺん育ててみよっかな。

そして、やっぱり手乗せせずにおれん姫。
こっちが頭です。

ゴミムシダマシ



そして、出ました、本命カブトムシ

カブトムシ

姫も見慣れとるはずなのに、いまだに大はしゃぎ。
でかいけんね、それだけでテンション上がるのはわかる。
姫が持つと、さらにどーんと見える。
貫禄。

「育てたい!!」と言うのはいわずもがな。
「ここまで放しにくるのもめんどくせーし、育てるなら家の近くのやつを連れて帰ろう」
と説得して、戻してきました。




温泉では姫念願のフィッシュスパも。
ドクターフィッシュこと「ガラ・ルファ」に、
手足の古い角質を食べてもらうってやつですね。

ガラ・ルファ

数年前、高千穂で無料で体験したことあったけど、
ここじゃ15分1000円ですよ! 高えー!
毎回毎回「やりたい!!!」と言うのを我慢させとったけど、
とうとう相方が根負けした。

手足を水槽に入れると、わーっとたかられて
「こちょばい、こちょばい!」とうれしそう。
まーね、小さい生き物たちになつかれた感じがしてうれしいんやろうな、
ってのはわかるけどもやね。



やっぱり今年も「触ってナンボ、愛でてナンボ」の姫なんやろなー。
もうちょっと「調べる・追求する」方面にも興味もってほしいけどねー。



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