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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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産みたて

なんやろ、この忙しさ。
更新する時間がない。
今回、まだお盆前の話です。全然追いつかん。

いつもの散歩道の林縁、アオスジアゲハがすぐ近くに飛んで来た。
「ちょっとここに用があるのよねー」という飛び方。
そしてほんの数枚しか葉っぱがついてないニッケイの若木に近づくと、
腹部をきゅっと曲げた。
やっぱし!

アオスジアゲハ


産みたて〜〜〜〜! 卵まで水色〜〜〜〜!

アオスジアゲハ

あと2週間早かったら、姫の自由研究の観察対象にうってつけやったのに。


数日後、卵が3個に増えとった。
こんな葉っぱ少ないのに大丈夫なのか?
この木はとてもじゃないが、3頭は養えんぞ。

それからさらに何日か経ったけん、明日あたりチェックしてみろうかいねー。


話変わって、先日の目つきが悪いヨコバイの幼虫、正体見たり。
成虫、これやろ。
オサヨコバイ

幼虫はコチラ。
http://couleur64.blog.fc2.com/blog-entry-26.html

イヌビワ周辺におったので、おそらくオサヨコバイでは?
アマガエルなたたずまいがかわいい。



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早!

先日書いたゴマダラチョウ、さないだのが5日、
10日の朝には姫が早くも色の変化に気づいた。
そして夜には、羽化まで数時間というのが見て取れるほどに。
蛹化から羽化まで6日? 早!
いままで育てたチョウの中で最短です。

実は、前日観察しよった姫が、
「さなぎになんかちっちゃい幼虫みたいのがついとる」と言う。
よくよく見てみると、たしかにそれらしいのがついてはおる。
でもけっこう小さい時連れて来たし、さないでからもずっと家の中やけん、
寄生の可能性は低いはず。
さわっても動かんので幼虫ではなさそうやし、そっちの心配はいらんちゃね?
という結論に至っとった。

ところがこうやって色がついてくると、それが触覚の先端部分ってことがわかり、
てことはさなぎの時点で触覚が折れ曲がっとる?
どこでどう間違った?
大丈夫なのか?

ゴマダラチョウ


羽化は見たい。
けど、早朝にオリンピック・サッカー男子の3決を控えとるその夜は早く寝て
3時起きしてTV見ながら仕事、そのまま家族サービスでお出かけの予定。
じっと見守るわけにもいかず、もちろん起きた時には羽化っとった。

そして、心配していた触覚が....
外骨格やもんなあ。羽化ってからのびるのは翅だけやもんなあ。
それにしてもモノトーンの中に複眼のオレンジと口の黄色、効いとるねー。
美しいねー。

ゴマダラチョウ

目の下のところに見える退化した前足。
タテハチョウの仲間はなぜ前足を不要なものとしたんやろ。

ゴマダラチョウ


しばらくたつと普通に飛び始めたけんひとまずほっとしたけど、
外界で生きていけるやろか。
無事に子孫繁栄の大仕事まで、がんばって生きてくれ、
との願いを込めて、雨上がりの朝の空にリリース。
飛翔には特に問題なさげやけど....祈る!



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秋の気配

なんか急に暑さがやわらいだ昨日の朝のこと、
姫とふたりで登校途中にあるいつものクヌギポイントをチェックしたものの、
カブト・クワガタはおろかカナブンすらおらん。
スズメバチのみ。

「もう秋になったとよ、立秋過ぎたけん」と姫が言う。
「そうなん!?」
それを聞いて、さっそく黄昏れてしまうと同時にアセアセ。
本格的な虫とりに行く前に今年の夏も去ってしまうのか。
ツクツクボウシも7月末には死体をいくつも見かけたし、
今年の夏は短いかも?
おとといまで夜中じゅう鳴き通しでやかましかったお向かいの森のセミたちも、
昨夜はまったく鳴かん。
時折「ジャジャッ!」とアブラゼミが突発的に叫ぶ声のみ。
あれは何なのかな、敵につかまった時の断末魔なんやろか。

セミのかわりに聞こえてくるのはコオロギたちの声。
カネタタキやらツヅレサセコオロギやら。
てゆーても、このまま涼しくなるこたあなく、
暑さだけはずーっとつづくんやろうけど
秋を感じた1日だったですね。


セミといえば、数日前のお客さん。
ヒシウンカ?

ヒシウンカの仲間と思うけど未同定。
以前書いたように、セミよりもその周辺のカメムシやヨコバイなどのほうが好き。
でもこいつは言っちゃ悪いが、虫相があんまりよろしくない。
目の付き方がハエ・アブちっくやし、色も決して美麗とは言えん。
そのブチャイクさと動きのギャップがかわいいんやけど。

美麗で、私が大好きなのはやっぱりこのテングスケバ
テングスケバ

名前の通りの長い鼻先、仮面ライダーアマゾンをさわやかにしたような色彩。
ほれぼれするね。

そんでもいっこ未同定な。
ヨコバイ?

これまた目つき悪!
後ろ足の長さがヨコバイ・ウンカの仲間であることを物語っとる。
この足が生み出す脚力で「パチン!」とはじいたように跳ぶんよね。

すげえなあ、虫たちの運動能力。



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妖精

数年前に出会ってひと目ぼれ、大好きになった妖精ちゃん。
頭のツノ(のようなもの)も、背中の羽根の痕跡(のようなもの)も、
いったい何のためにあるんやろ。

ゴマダラチョウ

羽根の痕跡が3対なのはゴマダラチョウの証。
4対だとオオムラサキげな。残念ながらこのへんにはおらん。
どちらも食樹はエノキ。
エノキは虫たちに人気が高いけん、当然重要なチェックポイント。
するとこんなかわいらしい初齢幼虫が見つかる。

ゴマダラチョウ

このときはまだツノがなく、発芽したての種子のようだ。
そして数日後にはツノがついた2齢幼虫に。

ゴマダラチョウ

顔はこんな。ラブリー。

ゴマダラチョウ



子どもたちは夏休みまっただ中。
このゴマダラチョウ、我が家で姫の自由研究の対象になっとる。
毎日フンを数えて小袋に集め、体長を測って終わり。なんて安易な。
もうちょっとなんかやることあるやろ。
毎日学童に行きよるけん、たっぷりな時間があるわけじゃなし、しゃあないのか。


そしてきのう、2頭のうち1頭がさないだ。
ますますやることが少なくなって。

ゴマダラチョウ




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青山通りの虫

ちょっと前の話、東京出張に行って来た。
東京ってこげん暑いのかと思いよったら、
何の因果かこの日の東京は今年いちばんの猛暑日だった。

そんな中、ギンザ・グラフィック・ギャラリーとクリエイションギャラリーG8で
「2012 ADC展」「JAGDA新人賞展」、
ガーディアン・ガーデンで「金川晋吾展」、
そして資生堂ギャラリーで、私が大好きな仲條正義展を観た。
いやー、仲條さん、年を重ねるごとに突き抜け方が尋常でないことになりよる。
ますます大好きです!
そしてこの4カ所のスタンプラリーで
仲條さんデザインの缶バッヂなんかもらっちゃったりして。

それからワタリウム美術館のひっくりかえる展
社会がはらむ問題をとりあげて作品にする
国内外の4組のアーティストによるグループ展。
中にはちょっと眉をひそめたくなるような表現もあったけど、
正式に作業員として福島原発内に入り、
強いメッセージを持った写真作品を撮ったチン↑ポム(日本)や、
社会的弱者である人々とともに行うJR(フランス)のプロジェクトは
感動的ですらあり、なかなか見応えのある面白い展覧会だった。



と、ここまであまりに街中ばっかし歩いて疲れたので、
ちょっと目休めがてら、青山通りの植え込みを眺めながら歩いてみた。

さすがにここまで街中だと虫も少ね。
まだセミも鳴きはじめる前だったみたいで、こんなんしか撮れんかった。

クサカゲロウとナミテントウ

ヤブガラシにおったナミテントウ。
そしてその下のゴミみたいなのは、そう、
前にも出てきたクサカゲロウの幼虫。
まあどちらもどこにでもおる虫の代表格みたいなもんで。
でもテントウムシって真夏は夏眠するんやなかったっけ?


そしてこんなんも。

うたかた、たゆたう_山口藍

うたかた、たゆたう_PIPPOP

昨日8月3日まで青山のスパイラルガーデンで開催されとった
山口藍・PIP&POP うたかた、たゆたう 
−the blinking of an eye
展にて。


上のモンシロチョウはこんな山口藍作品に。

うたかた、たゆたう_山口藍

そして青虫はPIP&POP作品。

うたかた、たゆたう_PIPPOP

山口藍は女性の陰の部分を、少女の姿とか日本の伝統文様を通して描き、
PIP&POPは女性の陽の部分を、砂糖やビーズなどを使って表現する
オーストラリアの作家。
そんな女性二人がどんな空間を作り出すのか、興味あるやん?

実際の展示はというと、ビルのエントランスからすでに作品は展開しとって
混じり合うでもなく、つっぱねあうでもなく、ほどよい距離を保ちつつ、
二つのパラレルワールドが同じ空間に浮かんで、
まさにたゆたっとる感じだったかな。
その場でないと味わえん至福感っちゅうもんがあるけんね、
観に行ってよかったですよ。


実は手前味噌ながら、
この展覧会の広報印刷物のデザインばやらせていただきました。
スパイラルといえば80年代後半から90年代、最先端文化の発信地として
名を馳せた、我々世代にとって聖地みたいなとこですやん。
ロゴは先の仲條さんデザインやし。
20年近く前、ここのホールでうたた寝しながら
デレク・ジャーマンの「BLUE」を観よる時、
まさか自分が仕事で訪れることになろうなど夢にも思わんかった。

人生わからんもんだ。
と思うと同時に、今このまま眠ってしまえたらどんなに気持ちよかろうかとも思う。




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背筋雀羽化

どうも忙しくて、なかなか書く時間がとれん。
夏はなぜか毎年猛烈に仕事が忙しい上、当然虫も増えて歩きの時間も長くなる、
家では世話する虫も増える、と忙しさ倍増。
自分で連れて来た虫のお世話くらい姫が自分でしてくれたらいいんやけど、
彼女も毎日学童保育に通いよるし、まだ食草の見分け力もイマイチ。

てことで私がお世話せんといかんのやけど、
無事に羽化してくれて、キズひとつない美麗な姿を見ると、
その苦労も吹っ飛ぶっちゅうもんですよ。

セスジスズメ

土の中でじっとこの日を待っていたセスジスズメがおととい無事羽化った。
寄生バチにやられることがかなり多いけんねー。
いや、めでたい。

羽化後限定の姫の手乗りはお約束。
このあとひとしきり翅を震わせて体をあたため、飛び立っていきました。



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