ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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ピエール!ピエール!

土曜日はゆるりとしたし、昨日は仕事だったし、2日空けていつものコースを虫歩き。

期待度は低いながらも、チェックポイントのイヌビワもちゃんと見る。
おった! ラブリー!
ピエールことイシガケチョウ。
まだ1センチほどで体も黄色い。モリモリ食事中。

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意外と早い再会だったな。
実はこの木で5月初旬に観察していた4頭、終齢幼虫になるまでは確認したものの、
鳥に食われたのか人に撃退されたのか、ある日忽然と姿を消した。
サナぐにはまだ日がかかりそうだったんで、もうちょっと大きくなるまで待って
連れて帰ろう、という目論みも潰えたのだった。

こちらがその時の脱皮直後の写真。
本体の抜け殻に加えて、写真の奥の方に頭部の殻も見えるですか?

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持ち帰って、姫の宝箱入りした頭部殻のアップ。

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ピンセットでつまんだら片方の角が折れてしまった(泣
だって3ミリくらいしかないんやもん。


成虫になると、とろろコンブ巻きおかき風。
これは去年の家庭羽化成虫。

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ちなみに「ピエール」の命名者はLOVE FM「月下虫根」の昆虫DJ・大田こぞう女史。
地方名でも別名でもなく、ごくごく小さいコミュニティ内での呼び名。
月下虫根

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帝・ハート・牛

ようやくゆったりした休日がとれたので、近くの山のミカドアゲハポイントへ出かけた。
去年はビデオカメラでの撮影はできたものの、ガンレフには収まっていない。
今年はぜひガンレフで撮りたい。

ポイントに到着するやいなや、さっそく飛翔は確認できたものの、
俊敏に飛び回っていてとてもカメラには収まらん。
そこにはクスノキもあり、やはりアオスジアゲハに追い立てられよる。
しばらく待ってみたものの、姫が退屈したのでしぶしぶ下山。
そうなるのはわかっとるけど、虫ラッキーガールの姫が一緒だと目的の虫が見れたり、
思わぬ虫が見つかったりということがしばしばなので、
連れて行かぬわけにはいかん。

というわけで、写真は去年のビデオカメラ画像。

ミカドアゲハ


そして姫のおかげ?で久々に出会えたかもしれん虫たち
その1
ウシカメムシ
ウシカメムシ
ウシというより水牛系?

その2
エサキモンキツノカメムシ
エサキモンキツノカメムシ
ハートマークがいつ見ても可愛らしいな。

その3
オバボタル? オオオバボタル?
オバボタル
うーむ、素人には判別が難しい。
林の地表で幼虫が光っているのは見たことあるけど、実は成虫はほとんど光らんらしい。
身近な陸生ボタル。

というふうに、今回はまあ普通種ではあるけど、
「お、ひさしぶりやね!」というような虫たちをどこからか呼んでくれる姫。
当分つきあってもらわんといかん。

見返りは、でっかくてきれいなクサイチゴをたっぷり。
クサイチゴ

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今を生きる、僕らの姿

三菱地所アルティアムで開催中の石田徹也展、ようやく観れた。
ポスター等印刷物のデザインさせていただいたにもかかわらず、やっとかよ!

石田徹也展


絵画でありながら、圧倒的な存在感。
画集と比べるのは無意味やけど、やっぱり本物はスゴイ!
社会風刺、自虐、自嘲といったユーモラスな部分が目立つ初期作品から
夢の世界、内面の世界に徐々に移行していく過程がよくわかる構成で、
たっぷり石田徹也世界を堪能できた。
九州での本格展は初めてで、実物は去年の横浜トリエンナーレで数点観ただけだったし、
これだけの作品を一度に観れるのはありがたい限り。

それにしても世界に誇れる日本の才能、
もう新作が観れないというのがつくづく惜しい。

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忍者

週末、連れ帰っていたルリタテハの幼虫が寄生バチにやられていることが発覚、
かわいそうな最期をとげ、次の日にはアケビコノハまでもが繭作り中に死亡。
すっかり意気消沈してしまった。
その後はひたすらアケビとサルトリイバラを見てまわったけど、
一向に幼虫がみつからん。
今期は無理かなあ。秋まで待たねばなるまい。

そんな中出会った2センチほどのこの忍者。
一瞬通り過ぎそうになったけどなんか気になって立ち戻ると、こいつがおった。
こんな状態のやつ、本気で探さずに出会えるなんて、なんてラッキー。

シロスジドウボソカミキリ

シロスジドウボソカミキリ。

お初や!

カミキリ類は成虫になってからエサを食う種類と、食わん種類がおる。
こいつは前者で、枯れ枝の表皮を食うらしい。

シロスジドウボソカミキリ2

姫に見せるために、いったん誘拐。

学校から帰ってきた姫、
「ひまわりのタネやん!かわいー!」
たしかにね、言い得て妙。

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角をなくした龍

これは何でしょう。

アケビコノハ1

どうも角をなくした龍のキャラクターに見えてしまう。

実はこれ、ガの幼虫で、下の写真が横からのショット。
なぜか今までマイフィールドでは見つけれんくて、
今年やっと確認できた。

アケビコノハ2

アケビコノハ。
目玉に見えているのは「眼状紋」という単なる模様で、敵を威嚇するためのもの。
警戒すると、なんとも奇妙なこのポーズをとる。
名前の通り、幼虫はアケビの葉を食べて育ち、
成虫は翅を閉じているとまるで枯れ葉のよう。

とはいうものの、いまだ生きた成虫は見たことがない。
ぜひこの機会に成虫を間近で見たい!
てことで、現在我が家の住人となっている。

先日、カゴから出そうとしていてちょっと強くつかんだうちの虫めづる姫、
シューッとイヤ汁を指にふきかけられ、「コブラみたい」と形容。
(イヤ汁というのは我が家の用語で、虫たちが捕らえられた時などに口から出す汁のこと)
その後私もやられた。
イヤ汁を出す幼虫は多けれど、吹きかけるやつははじめて。
いろんな防御法があるもんだ。
面白い。

だからこそ、触らずにはおれん、という姫の気持ちもよくわかる。

アケビコノハ3

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日本最長

いつもの散歩コースを歩いていて、ふとアジサイの葉に違和感を覚えて立ち止まると、
葉裏に図鑑でしか見たことない長ーい吻を持つゾウムシを発見。
ワキワキしてカメラにおさめた。

ツバキシギゾウムシ


ツバキシギゾウムシ。
ゾウの鼻のような長い吻を持つゾウムシの中でも、メスのそれは日本最長、
体長よりも長いその吻でツバキの実に穴をあけて産卵する。
幼虫は実の中身を食べて育ち、殻に穴をあけて脱出、土中でサナギになる。

ツバキの実は大きいけんね、その長い吻が必要ってわけね。
でも途中の触覚、ジャマじゃね?



ジャポニカ学習帳は、今後表紙に昆虫写真を使用しないらしい。
なぜならば、いやがる子どもが多いからだと。

シーズンインする前にと目論んでいたブログ開設も
すっかり出遅れた感があるけども。

どこにでもいる、普通の虫たちとの出会いの備忘録です。

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