ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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アイドル

うーむ、日々の虫歩きの備忘録として書きはじめたが、
どうも忙しくて書く時間がない。
写真もあいかわらずたまる一方で、整理もできん。
どうしたものか。


先日連れ帰ったピエールのエサにイヌビワの若葉を物色中、
どっきーん!
いちばん好きな虫、ヒゲコメツキ!
しかもオス! 見よ、この勇姿。

ヒゲコメツキ1

小〜中型の甲虫類はちょっとした刺激で、手足をちぢこめてポロリと落ちて
下草や落ち葉にまぎれたり、いきなりぷ〜んと飛び去ったりするやつが多いので、
慎重に慎重に近づいて、無事撮影成功。

この前見たのは、かれこれ5年前だったか。
3才の姫に、一番好きな虫は何かと聞かれ、当然ヒゲコメツキと答えた次の朝。
玄関先で「おとうちゃん、なんかおるよ」という姫の指先をたどると....
そこにはまさにヒゲコメツキ! しかもオス!
20年ぶりくらいの出会いやった。
そのころから姫には虫の神がついとったなー。


回想はそのくらいにして。

そのままお別れはもったいないし、姫も見たかろうと、しばし我が家においでいただいた。

ヒゲコメツキ2

このりっぱな櫛状の触覚の重みのせいで、オスはひっくり返ってもいわゆるコメツキ返りができん。
ちなみにメスは普通の触覚。

初夏はコメツキムシの仲間によく出会う。
子どもの頃、筆箱の中のアイドルになるのもやっぱり初夏が多かったと思う。

これはたぶん初のオオヒラタコメツキ(かな?)。
オオヒラタコメツキ

こちらはオオクロクシコメツキ(か?自信なし)。
オオクロクシコメツキ

「オオ」ってついとるけど、15ミリ強。

そしてアカアシコハナコメツキ
アカアシコハナコメツキ

たいていのコメツキは山野性やけど、これは海浜砂浜性でハマヒルガオなどの花にくる。
砂浜の指標生物になっとるというのを、何かで読んだ。
要はその砂浜がキレイかどうかの目安になる生き物ってことか。


コメツキムシも焦げ茶っぽい中型種は十把一絡げにしがちやけど、
実はとても種類が多く、このあたりで見れるだけでも相当数おるんやなかろうか。
うちは立地の関係上、灯火にもよーく飛んで来る。
せっかくそんな環境におるんやし、姫もちょっとした違いを見分けられる感性・目を持つ大人になってほしい。
虫だけに限った話じゃなくて。


ピエールのその後も書かんといかんのやけど、それはまた次回。

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