FC2ブログ

ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
2

廃校美術館とチェックな蟷螂

日曜日、廃校利用の美術館「共星の里」で開催中の
「Nexus / International Fiber Work's Expressions 繊維による表現展」に
滑り込みで行ってきた。
「好評につき1週間延長」されたおかげでギリギリ観れた。
ここ、ちょっと遠いのがネックで、自宅から1時間半くらいかかるし、
なかなか決意が必要な所ではあるけども、
いそがしい中、強行してよかった。

上田恭子/spring spirits
上田恭子/spring spirits

酒井稚恵/スターライトが消える場所
酒井稚恵/スターライトが消える場所

弥永保子/南の島からの贈り物ーAir
弥永保子/南の島からの贈り物ーAir

八代利江子/仮想植物
八代利江子/仮想植物

An, Jae-kuk/Restrained Peel
An, Jae-kuk/Restrained Peel


参加アーティスト総勢47名中の、ほんの一部です。
今年初頭に開催された福岡市美術館の「想像しなおし」もよかったけど、
これもまた見応えのある展覧会でした。


−−−−−−−−−−


で、この場所、廃校になるだけあって、なかなかの山里の中にあるわけですよ。
てことは虫的にもオイシイのは間違いなく、
行く前から「魂胆がにおいすぎる」と相方にもつっこまれており。

よかろーもん、これこそ二兎を追うもの一兎をも……でなく!
一石二鳥ってもんやろ。


展覧会観終わったあと、カメラかついでウロウロしよったところ
「お父ちゃん! チェック模様のカマキリがおる!」と姫の声。
急いで駆けつけて見ると、そこにはベージュの背に、
たしかに斜めにチェック模様が入った3センチほどの小さいカマキリが。
なんじゃこりゃ? こんなん見たことねー。
サイズ的にはヒナカマキリに近いけど、全然ちがうし、
翅がちゃんとあるけん、幼虫ってこともない。

ところがカメラの準備しよる隙に葉の裏にまわって、
肝心の背中が全然撮れん。
結局撮れたのはこのカットのみ。

サツマヒメカマキリ

葉っぱを持って裏返そうとしたら、ものすごいスピードで視界から消えた。
落ちて走り去ったのか、飛んだのかすらわからんかった。
く〜〜〜、悔やまれる!
「私が見つけたとよ!」と姫はうれしそうやけど……撮れとらんし。

その後、その木をしつこく探してみたら、
腹部を反り返らせた奇妙な形の幼虫を発見。
ピンボケとるけど。

サツマヒメカマキリ

こんな幼虫も見たことねー。シャクガ系のイモみたい。
さっきのやつの幼虫に違いない。
いつもの調子で手に乗せようとする姫の手を避け、ポトリと落ちて、
姫言うところの「ゴキブリくらいのスピードで」走り去って行った。
うーむ。幼虫と言えどもナメたらあかん難敵であった。


帰宅後の調べにより、ヒメカマキリかサツマヒメカマキリだと判明。
見た目そっくり(らしい)な両者を見極めるには、
越冬形態がいちばんわかりやすい。
ヒメカマキリは通常のカマキリたちと同じ卵越冬、
サツマヒメカマキリは幼虫越冬。
すなわち、この時期に終齢近い幼虫と成虫がおるとゆうことは、
サツマヒメカマキリで間違いなかろう。
考えてみると、この時期に成虫のカマキリって、それ、最大の特徴やん。
細かい見た目的な違いもあるらしいけど、そんなんどーせわからんし。
ちなみにどちらも極めて普通な種とゆうこと。
けど林内の樹上性ってことで、いままで見たことなかったんかねえ。

姫が見つけた姫蟷螂。
お後がよろしいようで。


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村


自然観察 ブログランキングへ

スポンサーサイト
このカテゴリーに該当する記事はありません。