ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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ノスタルジア

さあ、だれでしょう。

ケラ

エビに見えんですか? 見えんですか。
ちょっとほら、テッポウエビ的な?
見えんですか。
ま、虫なんですけどね。


4日前の月曜日のこと

私の母親が来福しとったので、姫も留守家庭ルームをお休み。
天気がよかったので昼は近くの公園で、弁当買って外メシに決定。
桜もまだなんとか残っとったし、ちょっとした花見です。
当然カメラ持参。

公園内を歩きよったら、目の前をテレテレテレテレと横切るやつが。
ケラ子ですね。まだ翅がない。
こうやって上から見るとシャコそっくりやな。

ケラ

カメラ近づけたらあわてて、とりあえず隠れようとしたんやろけど、
それではちょっと。

ケラ



X脚な足のせいもあって一見ナヨっと草食的に見えるけど、
地中をモグラのごとく掘り進み、植物の根やミミズ・小昆虫などを食う雑食性。
おかげでモグラ同様、異常に手が発達しとる。
手のひらで包んだことのある人なら、その力強さ、
その感触をきっと覚えとるはず。
正面から見ると、心なしか顔もなんだかモグラ的な?

ケラ


反面、モグラと同じく、飢えと、特に乾きにはとても弱い。
だいたい土が湿っとるとこ、田んぼとか池の周辺に多いし。
そして土の中で「じーーーーーーーーーーーーーー」と鳴きます。
相方は子どもの頃に教えられたまま、
大人になるまでミミズの鳴き声と思っとった。




このまえのハンミョウもそうやけど、ケラもまた色んな思い出がありすぎて、
郷愁を誘う虫でして。
姫にとっても、すでに郷愁王国の殿堂入りを果たしたかもしれん。

事件が起きたのは3年前のゴールデンウィーク。

キャンプに向かう途中、とある観光地でケラを見つけた姫、
あそぶのに夢中になるあまり、
2歳のときからどこに行くにも一緒だったネズミちゃん(白ネズミのパペット)を、その場に置き忘れてしまいました。
数十分後に気づいて取りに戻ったけど、時すでに遅し。
受付の人が言うには、小さい男の子が持って歩いていたらしい。
そのあとの姫の落胆は然り、涙にくれてごはんも食べられず、
すでにネズミちゃんに人格を与えてしまっとったので、
父母までもしばし悲しみに包まれてしまったのでした。


姫はそれ以来、ケラを見るとその時のことを思い出すみたいやけど、
「言わんで!」というような顔で人を見るけん、ついからかいたくなるんよねー。
今では二代目のネズミちゃんが、何事もなかったかのように
我が家には住んどるけどね。

ネズミちゃん


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