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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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マットブラック後日談

先日の触覚が長いハムシ、別個体を見つけました。

ケブカクロナガハムシ

触覚の長さからしてこのまえのがオス、こっちがメスと思われ。

光が不足気味やったけん、人工光でも撮ってみた。

ケブカクロナガハムシ

な〜る!

これで納得、マットブラックのワケ。
一面、微細な毛に覆われとるやん。
どうやら疑っとったケブカクロナガハムシでビンゴっぽい。
やっぱりヒゲナガハムシの仲間だのに、
その一番の特徴である「ヒゲナガ」を省略されるとはこれいかに。
「ケブカヒゲナガ」ではいかんかったんやろか。

でもねえ、食草ヤマハンノキって書いてあるんよねえ。
コナラとヤマハンノキは全然ちゃうやん?
コナラも食うってことなのか、やっぱり別種なのか。
今ひとつ釈然とせんなあ。

別の日に撮ったけん同一個体かもしれんけど、こっちは腹に卵アリ。
翅から腹はみ出とるし。

ケブカクロナガハムシ

立派なアゴがカミキリっぽい。


−−−−−−−−−−


フジの若葉にグレープフルーツの果肉? ザクロ?
うまそう。

フジハムシ

カメムシの卵にも見えるけど、この人の卵。

フジハムシ
フジハムシ

カンロ飴(なつかし!)みたいでこっちもうまそうなフジハムシ
横からだとテントウムシっぽい。
もっと赤いのとか黒っぽいのもおる。
幼虫も撮っとったと思うけど、整理がいいかげんなもんで見つからん。
かわりにエノキハムシの幼虫でお茶を濁そう。

エノキハムシ

カンロ飴、あの2色はどう違っとったんやったかなあ。
そもそも違っとったっけなあ。



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ちゅるん

先日登場したトホシクビボソハムシ
葉虫撩乱…ってほどでも
今日は卵と幼虫の話。

卵はこんな風にきれいに並べて、クコの葉裏に産みつけられとる。
乾燥しにくいように、とかいろいろ理由はあるんやろけど、わかりません。

トホシクビボソハムシ

ま、こんな卵の産み方は虫の世界では多いですね。

で、一方の幼虫。

トホシクビボソハムシ

背中がなんかチュルンとしとらんですか?
そしてその中に透けて何か見えるでしょ?
何を隠そう、自分のフンです。
クビボソハムシの仲間には、こんなふうに背中に水分を蓄え、
その中に自分のウンコを溜め込んどる種がおるってよ。キョー。
表面のチュルンがどんな感触なのか、触って確かめてみたいものの、
せっかく溜め込んだウンコが流出したら困るかもしれんので、ぐっとこらえました。

トホシクビボソハムシ




脱皮するたびに脱皮殻をしょっていくガの幼虫とか
カメノコハムシ類の幼虫↓(ヨツモンカメノコハムシ/過去画)とかおるし、

ヨツモンカメノコハムシ

クサカゲロウ科の幼虫↓(未同定/過去画)も脱皮殻とかゴミとかしょっとるし、

クサカゲロウ

背中に何かを背負うのは、あんまし珍しいことじゃなさそうやけど。
カニもおるしね、ゴミしょい。


け・ど。やっぱウンコは若干抵抗あるなー、頭で考えてしまうと。
鳥かなんかのフンに擬態するため? かなんかわからんけど、
よくもまあいろいろ考えることよ。
いや考えちゃおらんめーけど。
代々受け継がれ、徐々に変化しながらたどりついた結果なんやろけど。
たまらん。おもしれー。
この先何千年か経ったらどうなっとるんやろ、虫たちの生活。
見てみたかー。



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葉虫撩乱…ってほどでも

ハムシが増えてきたですね。
越冬組がどんどん出てきた。

農業害虫とされる種類も多いけど、
端から見る分には全般的にかわいいのが多いし、
種類も豊富で楽しい。



ここ数年は、最初にこのイタドリハムシを見ることが多いごた。

イタドリハムシ

ハムシの中では大型(てゆうても1センチ弱やけど)で目立つし、
単純にそんな理由かもしれん。
名の通り、イタドリなどの葉を食う。
実際は、雑草としてポピュラーなスイバとか
ギシギシで見ることのほうが多いですね。


−−−−−−−−−−


お次は6ミリ程度と、ハムシらしいサイズのトホシクビボソハムシ

トホシクビボソハムシ

たしかに首は細い。
そして10個の紋がある、と言いたいとこやけど、さにあらず。
10個のもおるし、4個のもおるし、無紋型もおる。

トホシクビボソハムシ
トホシクビボソハムシ

名前についとるのに、決め手にならんって、おかしいけどよくあるんよなー。

あ、落ちた。

トホシクビボソハムシ

そうそう、この種の決め手のひとつ、足にオレンジ模様があるげな。
ナス科クコの葉を食べる。


−−−−−−−−−−


ツクシも終わったな、と週末、スギナだらけの空地を眺めよったら、
姫がみつけました。これもまあ大型で、目立ちます。

ヤナギハムシ

キミ、ヤナギハムシやろ?
なぜスギナに。近くにヤナギは見当たらんかったけどな。


−−−−−−−−−−


よく見かけませんか、お近くの生垣や植栽で
葉っぱが穴だらけになったサンゴジュ。
近づいて見ると、そこにはきっとこんな光景が。

サンゴジュハムシ

犯人はこやつ。サンゴジュハムシの幼虫です。
これにやられると、あっという間にボロボロにされて目もあてられん状態に。
3月末ですでにこれやし。
木を植える側の人たちからすると、忌み嫌う気持ちもよくわかる。
成虫はこんなつぶらな目のかわいいやつ……なんやけどなー。(過去画像より)
もちろん成虫も葉っぱ食うけど。

サンゴジュハムシ



−−−−−−−−−−



最後、ギシギシにおった2ミリくらいの正体不明奴。

トビハムシかノミハムシか

めちゃくちゃいっぱいおった。
後足の形から、トビハムシかノミハムシの仲間かと思われ。
でもさわってみるの忘れたので、それすらわからん。
この仲間はほんとにノミのようにピッ!と瞬間移動します。
いっぱいおったので、めっちゃポピュラーですぐわかると思っとったけど、
手持ちのどの図鑑にもおらんし、ネットでも結局わからんかった。
どなたかご教示くださいませ。


今日のところはこのへんで。


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ウルトラ昆虫

虫歩きに出れん。今日で4日連続。
2日間は仕事のため、昨日は相方の負傷をカバーするため、今日は雨。

今回登場願うのは、このまえ会ったヨツモンカメノコハムシ
ヨツモンカメノコハムシ

この写真ではわかりづらいかもしれんけど、上翅と前胸部上面は半透明。
べっこうみたいです。
腹側から見たらこのとおり。

ヨツモンカメノコハムシ


そして前から。

ヨツモンカメノコハムシ

うん、亀の甲しょっとる。

どんだけ見ても、どっから見ても魅力的やな〜。
ウルトラ怪獣として登場してきそうですやろ。
いやまあ昆虫って、そんなんばっかりなんやけど。


そんなヨツモンちゃん、もともと日本では沖縄以南にしかおらんかった
らしいけど、1999年に長崎ではじめて見つかり、
2000年代に入って九州本土のあちこちで見られるようになったと。
ここ数年、カメノコ・ジンガサハムシ類の中で、いちばん目にするもんな。
サイズが大型で目につきやすいってのもあるかもしれんけど。

そしてやっぱり外来種の例に漏れず、分布を広げるとともに
人間にとっての「害虫」としてその名を定着させつつあるという話。
アサガオやヒルガオなどの他、サツマイモの葉を食べるので、
農家さんにしてみりゃ害虫かもしれんけど。
しれんけど、モンシロチョウだって元は外来種、
キャベツ農家にとってはりっぱな害虫。
そこはまあ共生ってことでよろしくお願いします。
虫たちがおらんかったら人間生きていけんのやから。


ちなみに食痕はこんなの。

ヨツモンカメノコハムシ

ハムシ類は、イモムシたちのように葉のふちからでなく、
穴をあけるように食べていく。
植物は葉を傷つけられると、防衛のため葉脈を通して
「イヤ汁(私的通称)」を送り出すという。毒みたいなもんでしょうか。
それを避けるため、こんな食べ方するって風なことを何かで読んだ、
みたいな感じ。(あやふやな記憶なので、鵜呑みにはしないでください)
どっちもすげーよなー。


あ、そうそう、幼虫はたぶんこれ。
成虫がおったノアサガオの葉裏におったので、たぶんまちがいなかろうと思う。

ヨツモンカメノコハムシ

背中には自分の脱皮殻?を背負ってカモフラ。
これまた奇態な。



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