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ムシのいい話

身近な虫たちのこと、音楽や文学や映画やアートや好きなものたちのこと。
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夏キャンプ・その1

3連休といえばキャンプです。
大人的には真夏のキャンプはつらいもんがありますが、
山水のプールと浅い渓流、両方楽しめるいつものキャンプ場は、
姫にとっては天国みたいで。

ま、せっかくこの時期行くことやし、今年はちゃんとクワガタ採りたい、
てゆか、たまにはでかいミヤマ(クワガタ)を見たい!
てことで、早朝5時前に出発して、
まずは昔なじみのエリアへクワ採りに。



幸先よく中型ノコギリクワガタの交尾シーン。
ホームではヒラタ、コクワ、ネブト、カブトくらいしかおらんので、
これこそ夏! と、早くも気分は最高レベル。

ノコギリクワガタ

いいねいいね、ワクワクするね。
大型も追加。

ノコギリクワガタ




ミヤマ狙いのときは、樹液が見えるとこに出とらんでも、
ひたすら蹴れ。蹴れ。蹴れ。


『ぼとっ!』


しゃー!きたー!

ミヤマクワガタ

ひときわ大きい音とともに落ちました。
頭(眼の上)の張り出しも立派、
金色の毛も真新しいなかなかのサイズでした。
ちなみに写真の手は姫です。
早くも目標達成。

忘れんごと生態写真もどきも撮っとかんと。

ミヤマクワガタ

横からのアングルがまたたまらんっすー。
頭の張り出し、前胸腹面から大アゴにかけての曲線、
大アゴのあずき色〜金毛〜足のオレンジ斑の組み合わせ、
完璧やん?


メスはオスみたく金毛は目立たん。甘くない焦茶色で強光沢。
オスメス共通の足のオレンジ斑が、他種とは違う感を演出しとる。
メスはメスで好きやなあ。

ミヤマクワガタ

あんまり夢中になりすぎると苦情が出るけん、
10頭ほど採ったところでクワ採りは切り上げオールリリース。

姫の大好きなくじゅう自然動物園へ、いざ。


−−−−−−−−−−


ここは放し飼いにされたラマやらヤギやらダマジカやら、
その手のおとなしい草食動物たちにエサやったり、
いっしょに歩いたりできる、姫にとっては願ってもないスポット。

ラマ

今回もさっそくお気に入りのラマの子を引き連れて歩きよった。

ここでは虫的にはヘビトンボのみ。

ヘビトンボ

幼虫は言わずと知れたマゴタロウムシ、園内を流れる小川に棲んどると思われ。


−−−−−−−−−−


キャンプ場に向かう途中で寄った休憩ポイントの駐車場脇には、
何気にウラギンヒョウモンとかおるし!

ウラギンヒョウモン

福岡県、絶滅危惧II種ですよ。
はじめて見た。


なかなかキャンプ場にたどりつかん。



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肥後のナチュラリスト

明けて3日、せっかく熊本に居るので、帰る前、
まだ姫が行ったことのない熊本城に行ってきました。
かく言う私自身も、小学校以来ではなかろうか。
新しく、熊本城の歴史を学べる施設や、熊本を味わえるお店・土産物屋が連なる
「桜の馬場 城彩苑」というものもできとることやし、
たまには観光地らしい観光地でも。

歴史文化体験施設「湧々座」では、熊本城の歴史・文化を
軽く遊んだり寸劇を観たりして学べて、
私のような歴史音痴には最適。もちろん子どもにも。
でも正直、やっぱり歴史は苦手。
なので、虫的に、寸劇が行われるホールに展示されとった
第6代藩主・細川重賢が描いた虫たちの博物図がいちばんのヒット。
重賢は、今で言うナチュラリストとして知られ、ハイレベルな図譜を残し、
ここではその一部の複製画が展示されてました。
暗かったし、カメラはスマホやけん、写真が良くないのはご容赦。


博物図3

「胡麻虫」はシモフリスズメ?
「ムカゴイモムシ」はコスズメ?

右下の「孫太郎虫」は、言わずと知れたヘビトンボの幼虫ですが、
古くから漢方薬として、子どもの疳の虫の薬にされてきた。というのも有名な話。
「醤油ニヒタシ 焙リ食フ味 鰻○ノ如シ」って書いてある。(1文字わからん)
これも地方によってはごく普通に、酒の肴として食されていたという。
まあ、うまいかも。食ってみたいかも。


博物図1

「ヤブカラシニモツク」はもちろんセスジスズメですね。
ちゃんと繭も押さえてあるのがニクイ。


博物図2

「イジレバ鳴也」は、幼虫・成虫ともに鳴くというメンガタスズメでしょう。
まだ聞いたことないんよねー。
左上には「胡類ノ虫 巣」とある。
上のセスジスズメの繭と同様のものでしょう。


自分の目で見て、日を追って観察して、時には飼育して、絵を描いて。
図譜の全貌はわからんけど、
潘を治めるかたわら、これだけの質のものをつくるのは
好きなこととはいえ、相当なエネルギーが必要だったろうなあ。

がんばろ。



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