シヤワセの青い…?

毎日毎日あまりにも暑すぎる福岡。
けど歩みを止める気にもならんので、
虫たちが活動を始めるであろう時間帯に合わせて、
かつ陽が昇りきる前に早めの虫歩きな日々です。

本日はひさびさに血湧き肉踊る虫歩きやった。

夏休みに入って半分過ぎようとしよるのに、
毎年恒例、自由研究のテーマが決まらん姫。
今年もネタ探しを兼ねてちょくちょく一緒に行っております。
つかもっと早よからはじめろよ、毎年毎年。
にしても我々んとき、中学でも自由研究ってあったっけか?
とにかく理科の先生にものすご期待されとるのでヘタなもんは出せんげな。

でまあ、クモについて何かやりたいとゆうので、
林縁部をたどって歩いておりました。
家から15分ほど歩いたあたり、
何やら飛ぶ昆虫が目に入りました。
ちらと青っぽい色が見えたけん、ハンミョウ?
と思たけど、飛び方は違うし着地せんし……。

!!!
ブルービーやん!」
「ほんとやん!」

二人で叫んでおりました。

通称ブルービー・標準和名ナミルリモンハナバチです!
数年前、太宰府で見て以来のこと。
「幸せを呼ぶ青い蜂」とか言われて、
一般的にもややメジャーやけんご存知の方も多かろうけど、
簡単にゆうと、ミツバチのブルーバージョンみたいな。
黄+黒のかわりに青+黒のツートーンみたいな。

しかしまあ何しよるのか、ひたすら林沿いを行ったり来たり、
まるでオニヤンマのパトロールのようでぜんぜん止まる気配なし。
蚊の襲撃をかわしながら10分くらい待ったけど、
一向に落ち着く素振りもみせん。
おかげで写真は1枚も撮れずじまい。
ぐぐぐ。


実は、もしかしたら近いうち会えるかもしれんと
ひそかに期待はしとった。
今年の春のこと、現場から直線距離で約100メートルのあたり、
巣に出入りするケブカハナバチを確認しておりました。

ケブカハナバチ


これが巣。

ケブカハナバチ

木の根元の土壁、ボコボコとまん丸な穴が密集しとるのでわかりやすい。
巣自体はずいぶん前に発見しとったんやけど、
実際に使われとることがわかったのが今年の4月だったってワケ。

このケブカハナバチこそ、ルリモンハナバチと密接な関係があり。
群れではなく単独で生活するといわれるルリモンハナバチ。
メスはケブカハナバチ類やコシブトハナバチ類の巣に産卵し、
ふ化した幼虫は、巣に蓄えられた花粉や蜜をエサに育つとゆう。
「労働寄生」と呼ばれる寄生の形態で、宿主自体に寄生するわけではなく
宿主がはたらいて得たものをかすめ取る、みたいなことげな。
こすい。

そしてつい数日前、さらに期待を大きくさせるできごとが。
相方のもとに添付で送られてきた、8/3西日本新聞の記事。
「福岡市でブルービーを見た」とゆうタイトルで、
福岡市植物園でルリモンハナバチを発見したって内容。
植物園といえば、発見したケブカハナバチの巣から
直線距離で1キロちょいくらい。
「うちのすぐ近くにもおるのかも」って淡い期待が、
がぜん現実味を帯びてきたところやった。

けどいかんせん写真が撮れとらんけんね、
ほれみれ!やったった!ってわけにもいかず。
おまえの妄想じゃと言われればそれまでな。

近くの花を張るか、はたまたケブカの巣を張るか。
いずれにせよ、この連続猛暑日。
酷であるぞ。

字だらけなブログってどうよ。


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冬眠明け

いやはや、すでに更新の手順さえ覚束んし。
休みすぎやろ。
これからはみじかく、マメにをスローガンに掲げてやってみよか。
わからんけど。
今はそんな気分。


ではまず一発目はお祝いでしょ。

念願かなって、やっと、やっとやっと
ルリタテハが蛹化!までこぎつけたのはGW中のこと。
やはりタテハ、例に漏れず、サナギにはシルバー部分がペカ!

ルリタテハ

いったい何年越しの悲願達成やろ。


毎年毎年、連れてくる幼虫はことごとくタテハコマユバチに寄生されとって、
これまで一度も羽化させることができんかった。
しかもその寄生が判明するのが終齢幼虫の終盤。
手塩にかけて育ててそのあげく、こんな↓やもん。ヒドイ。
過去記事

ルリタテハ

と、過去記事を探ってみたら、去年の冬眠明けもルリタテハの記事やんけ。
進歩しとらんなあ。

でもちがうもんね、結果が、今年は。


こんな時(体長3〜4ミリくらい)から4頭連れてきて

ルリタテハ

1頭目が前蛹姿勢をとったときはどんだけ浮き足立ったか。

しかもそれからも続々とさないで、4頭とも寄生なし!

ほんとに羽化るのか? 
ドキドキ。




それから10日ほど過ぎた頃。



でた〜〜〜〜〜

ルリタテハ

羽化は見逃したけど、そこまでゼイタクは言いますまい。
この事実だけで十分です。
樹皮に溶け込むこの地味地味な翅裏に対して、この翅表のコントラスト。

ルリタテハ

黒に限りなく近い濃紺に水色の帯と白。
削ぎ落とされた美。
ものすご好き。昔から。

いかんせん背景の汚らしさが、その美しさを打ち消してしまうくらい強力やけど。

顔接写。

ルリタテハ

その後続々と羽化って、結果的に100%の羽化率

今年のGWは予定しとったキャンプを中止したとたん仕事が入って
ほぼずっと仕事やったけど、
しかもその仕事は報われん結果に終わったけど。
つぎ、つぎ。

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あ、そういやルリ坊のエサにくっついて来とったこいつ、
カラスヨトウのようでもあるけど……

カラスヨトウ

こないださないだので、近々ハッキリするじゃろ。
つぎ、つぎ。



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夏休み/完結編

石垣島、ほんとに完結編です。


今回は番外編。


結局最後まで写真は撮れずじまいやったけど、
車を走らせよったら、草むらから草むらへちょこちょこと走り去るクイナに何度も出くわした。
ゆるりと路側帯歩きよるやつでも、車止めてカメラ準備しよる間に、
そそくさと薮に逃げ込んでしまって絶対見つからん。
森探検のガイドさんに聞いてみるとシロハラクイナだそうで。
我々にとって、最初のアイドルとなった。
石垣島でも島を代表する鳥の一種みたいで、
その後、いろんなグッズにモチーフとして登場しとるのを見た。
でもそんなふうな行動とるんで、しょっちゅう車に轢かれるらしい。
どうにかできんかな。できるんならもうやっとろーしな。


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海岸に出れば必ず会えると言ってもいいオカヤドカリ
そこそこの大きさがあるけん、表情?まで見えるようで楽しい。
やっぱりこれも「○○オカヤドカリ」が何種類もおるので、
細かい種名までは不明です。

オカヤドカリ


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波も穏やかな湾奥の砂地で見つけたソデカラッパ
このあたりでよく見るカラッパとは根本的に違う気がする。
カブトガニが進化したみたいに、大きなかさの下に体や足がすっぽり収納される。
カメノコハムシ/ジンガサハムシ的でもある。
おもしれ〜〜。

ソデカラッパ

でもカブトガニと違って、逃げ足はめちゃくちゃ早い。
置いたら一瞬で砂にもぐってしまい、目だけ出してあたりをうかがう。

ソデカラッパ


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目といえばこいつ。

ミナミメナガオサガニ

長!
その名もミナミメナガオサガニ。たぶん。
なぜか検索してもあんま画像が出てこんのよねー。
自信なし。

その長い目(長いのは目じゃないけど)はこのように収納される。

ミナミメナガオサガニ

いいねー、いい味出しとるねー。


マングローブを形成する植物の代表ヤエヤマヒルギの子どもたちが
ぽつりぽつりと顔を出す、こんな河口部に棲んでおりました。

ヤエヤマヒルギ


3泊4日、遊びに遊んだですよ。
めちゃくちゃよかったですよ。
でもでんでん足らんですよ。
スノーケリングも足らん、マンタも見てない、虫探しも足らん、
その他の生き物探しも足らん、干潟遊びもしてない、
釣りもワンヒット&ボーズ、満足にできとらん。
観光地はいわずもがな、なにしろ川平湾すら行っとらん。

やりたいことが多すぎて、何もかもが中途半端。
教訓。
ビーチスノーケリングは満潮時に行うべし。
リーフ釣りは干潮時に行うべし。
その二つを軸にしてツアーの予定を組むべし。
腰をすえた虫探しの時間をちゃんと取るべし。
竹富島は最低でも半日はかけて行くべし。


でもまた次は次で西表まで行きたい!とかなるんやろなあ。
さあ、次回に向けて積み立てしよ。

長らくおつきあいいただきありがとうございました。



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夏休み/マンタ編

石垣島遠征、前回終結風だったですけどね。

まだ続く。
マンタツアーのことも書いてねーし。


そのマンタツアーは3日目午前中に予約しといたんで、
早めに現地方面に行ってちょいとリーフ釣りするつもりで
レストランのオープンと同時に朝飯食って、
着替えもすませ、いざ出陣!
ってタイミングで、ツアー申し込んどるショップから電話。

天気も海況も問題ナシのはず、出発前の電話確認かと思いきや、
「たいへん申しわけないんですが、昨日のツアー帰り、
船のエンジンがこわれてしまいまして……」
代わりの船を出してくれるところを探しまわったけど、
どこも空きがなく、てことらしい。

あまりにも打撃が大きくてちょっと固まってしもた。
天気ならあきらめつくけど、それはあまりにもあれでしょ。
そんならなぜ昨日のうちに電話なりメールなりせんのか?
ま文句ゆうてもしょうがないけん、言葉飲み込みましたよ。

それからバタバタと別のツアー探して電話すること数軒、
午後コースをなんとか予約できた。
空きがあってよかった〜〜。



そおゆうわけで、ポッカリ空いた午前中。
ツアー後に行く予定だった川平湾観光くらいにしときゃいいものを、
「よし、竹富島行こ!」
そんなわけで、前回書いた強行軍になったわけです。

竹富島

竹富島から戻って昼食、指定された待ち合わせの港に着いたのはジャストタイム。
ウェットスーツに着替え、そこからマンタポイントまで約50分の船旅。
連日の疲れから、私も姫もデッキで即寝落ち。
ポイントでは先行の1日コースのお客さんたちと合流して
いよいよマンタスノーケル開始。



底が見えん場所でのスノーケリングはもちろん初めてけど、
ガイドさんがブイを引きながらいっしょに泳いでくれるので姫でも安心。
てゆか、家族でいちばん泳ぎが達者な姫は堂々たるもんで、
いちばんオドオドちゃんなのは相方。
ずっとブイにつかまったまま引かれてました。

底は見えずとも、海中に向かってさす光の束はえも言われぬ美しさ。
時には珊瑚礁の魚たちを眼下に眺めながら、
時にはぼーっと陶酔しながら、ひたすらマンタを探しまわる。
しかし。
そうそううまく事は進まん。
探せども探せども……。


一度上がって小移動した後、様子見にもぐったガイドさんが海上に顔を出し、
「マンタ1枚います!」
キャプテンが「船を真上につけます!」
と操船する間に、あわてて準備する我々。
が……
「いなくなっちゃいました」
あー、惜しかったー。
こればっかしは野生の魚相手なんでしゃあないもんな。
けど知りたくなかった事実……
実は午前中はマンタ見れたそうです。
てことは予定通り午前中出とったら見れたかもしれんやん!

でもいいんです。
ウミガメは見れたし。



無駄とわかっていても姫は追いかけずにはおれんようです。
アオウミガメでしょうか。
右足がなくて痛々しい。
外敵にやられたのか、船のスクリューにでもやられたのか。

見つけた時は、岩がいきなり動き出したように見えて、
何が起こったか一瞬わからんかったけど、
事実を認識したあとは、ぶわーっと何かの感情が押し寄せてきて。
これまで何度となく水族館で至近距離で見てきたけど。
これだけ離れてはおったけど。
たかが1匹のウミガメやったけど。
うまく言葉にできんけど、なんてゆうか、
「地球」を全身で感じたできごとでした。


積乱雲が遠くの方で出てきたので、マンタはそこで終了、
またちょっと移動して珊瑚礁があるポイントで遊んで帰るそう。

そこのサンゴ群と地形がつくる高低差のあるダイナミックな風景は、
ビーチスノーケリングでは決して味わうことができんものでした。
その景色に圧倒され、アドレナリン噴出の様子が
まんま定着しとる写真/動画しか撮れてなくて、
つまりは何を撮っとるかさっぱりわからん!
サンゴの種類は多いし、魚もやっぱりビーチで見るのより大型が多いし、
タカサゴかササムロの群れに囲まれたりもあったんやけど、
お見せできるようなカットがなくて、まことに残念でござる。

さきほどの積乱雲が見る見る巨大化して、
帰路についたあたりでポツポツ来はじめたと思たら、
あっちうまに土砂降りスコール。
帰路はずっと雨雲の下で、港につく頃にようやく小降りになった。
これもまたひとつ、南国の思い出。


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最後の夜くらい街中もちょっとは歩きたい。
ユーグレナモールあたりをブラブラしながらメシ屋を探す。
あれやこれや迷って入った店のおかげで激しく気分を害したので、
締めになんか別のことで補わんと収まらんやんか。

帰り道、ホテルに向かうメイン通りから、畑や野原がひろがる脇道へと入る。
相方と姫は「またはじまったけど、つきあわんとおさまらん」ことを、
互いに無言で語り合う。
付き合ってくれてありがとう。
でもおまえらも好きやん? 結局ノリノリになるやん?

実のところ、前日大型のカエルがそのあたりで車に轢かれるのを
目撃しとったので、雨上がりの今日はたぶん見れるはずとゆう思惑があった。

案の定結果はすぐ出た。
大型ヒキガエルっぽい体型なので、
動きものっそり、撮影も楽勝なはずとタカをくくっとったら意外や意外、
近づくとすばやい連続ジャンプでさっさと草むらに逃げ込むではないの。
何度目かの出会いで、ようやく近距離で撮れた。

オオヒキガエル

でかい!
ヒキガエルの仲間は押し並べて大型やけど、これも15センチはありそう。
耳の後ろの毒腺もでかく、うかつに触らん方がよかろう感アリアリなので、
めずらしく相方も姫もおとなしく見守るだけ。
↓大きさ比較用に。

オオヒキガエル

まんまな名前やけどオオヒキガエルなり。
ヒキガエルとしては標準サイズって気もするけど、
中南米の原産地では22センチにまで巨大化するってよ。
そう、そもそも日本にはおらず、サトウキビの害虫駆除のため移入された。
と、ここでもあそこでも聞いたような話。
移入したはいいけど、毒があるので天敵はおらん、
さらに驚異的な繁殖力で在来種をおびやかし、
今では生態系を破壊するとして完全に悪者扱いされとるかわいそうなやつ。

もいっこそんな話があった。
前日の昼間もちょっと田んぼ道の方に入って、
じわじわ徐行で車を進めよったら、前方の草むらから
首が青いキジ型の鳥が2羽出現した。
頭にはカンムリのような飾り羽根。
どっからどう見ても「クジャクやん!」
なんでクジャクがここにおるのか???
近くの店で聞いてみると、その昔観賞用に持ち込まれた
インドクジャクが野生化したらしい。
台風で壊れた檻から逃げ出したり、管理不備で逃げ出して……。
やはりオオヒキガエル同様、在来種をおびやかす存在として
駆除の対象になっとるとのこと。
これもまた、どこにでもある、なんだかなあなお話。


これで終わるのもアレなんで、
次回(しつこい!)、ここまでに登場してない生き物たちで締めます。



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夏休み/虫編

いよいよ石垣島遠征・虫編です。


初日
空港に着いて、まず島南部をぐるっと軽くドライブしてみた。
最初に出会った南国の虫はこのひと。

南の島といえばチョウ。
リュウキュウアサギマダラとの初対面。

リュウキュウアサギマダラ

アサギマダラみたいなえんじ色はないけど、浅葱色がより目立って美しい。
なかなか敏感なやつで、ようやく撮らせてもらえた。
成虫もいいけど、イモムシストとしてはやっぱ幼虫見たいなあ。


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一方こっちはいかにもすぐ飛びそうなくせに、じっと撮らせてくれた。

ヒゲマダライナゴ

全体透明感のある淡いグリーンに覆われたカラーリングは
この形のバッタ系ではあまりおらん気がする。
見たことない種類なのは明らか。
ヒゲマダライナゴですか。
宮古・伊良部・多良間・石垣・西表・与那国島に分布。6〜8月成虫。
(参考:バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑/北海道大学出版会)
名前通り、長い触角がシマシマなのは大きな特徴やね。
名産品のサトウキビにとっては天敵のようです。


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初の目立った甲虫はイシガキゴマフカミキリ

イシガキゴマフカミキリ

これもまた本土のゴマフカミキリとは色や模様の入り方などずいぶん違う。
けど、樹皮におったら、なかなかの保護色なのは同様。
他にミヤコゴマフカミキリ、ハテルマゴマフカミキリ、ヨナグニゴマフカミキリ
とそれぞれの島に棲むのはそれぞれ別種のごたーですよ。
どこがどう違うのかはわかりません。


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「インディアンの楯」クロジュウジホシカメムシ
かっけー!

クロジュウジホシカメムシ

海岸のオオハマボウにいっぱいおった。
見つけたときは小躍りしたんやけど、意外にも九州南部にも普通におるって。
頭が白いシロジュウジホシカメムシってのもおって、そっちが沖縄諸島モノ。
どうせならそっち見たかったな。
比べるとシロジュウジがイイモンでクロジュウジはワルモンに見える。
まーどっちにしたってここ(家)におったら見れんけん、いいっちゃけど。

そして時間軸的にはこの日の夜、「夜の森探検ツアー」へと続くのであった。


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2日目
ハイビスカスに水色ボーダーのハナバチ。
ん〜、南国!

アオスジコシブトハナバチ

アオスジコシブトハナバチ
これ、相方撮影。
残念ながら先を急ぐ私と姫は見れてません。
奄美大島以南に生息。
本土のスジボソコシブトハナバチとかと同じく、
夜は集団で枝や蔓にあごでぶらさがるようにして寝るってよ。
それも見てーなー。かわいかろうやー。


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オキナワテングスケバ
イネ科植物をちうちうするらしいけど、なぜかパパイヤの葉影におった。
避暑?

オキナワテングスケバ

本土のテングスケバは全体的にペールグリーンでやわらかな印象ですが、
こちらのベースカラーは黄色が強く、翅脈の黒い部分がハッキリしているなど
しゃきっとした印象。
しかし愛すべきオトボケな雰囲気はまったく同様すね。
沖縄本島以南に分布。


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形的にはチョウトンボやけど
色がぜんぜんちゃうやん?

オキナワチョウトンボ

オキナワチョウトンボとゆう名にふさわしく?
カモフラ柄になっとる。
本土のチョウトンボと同様、水草の多い池などに多いらしい。
生息域は奄美以南とあったり沖縄本島以南とあったり。
トンボ類はほかにもちっちゃーいやつとか含め、
いろいろおったけど写真が撮れてない。


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私が釣り、姫が貝殻拾いにいそしむ間に、
相方が帽子の中に確保しとった獲物。
見た瞬間私も姫も狂喜!

アオムネスジタマムシ

アオムネスジタマムシ!
実はここに来る前に遊んだ海岸で、前翅だけ姫が見つけとって、
生きたのおらんかな〜と話したばかり。

ちゃんと写真が撮れんので、逃げられるの覚悟の上で解放してやると、
ふっとすぐ飛んだけど、近くの葉っぱに止まって
ちょこちょこ歩いて裏に回り込む程度。
逃げ足の速いヤマトタマムシとはえらい違い。
撮影楽勝。

アオムネスジタマムシ

この蛍光塗料の粉をまぶしたようなグリーンは、
どうやら鱗粉の色で、触るとすぐとれて指にうつる。
成虫はこのあたりの海岸でいたるところに生えとるモモタマナの葉を食べ、
幼虫はその枯れ木を食べるってことで、ものすご普通種なのかもしれん。
けどこの美しさには身震いも禁じ得んやろ。

アオムネスジタマムシ

生息は奄美以南。


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見たところ、細長いジョロウグモ。
ちょっとコワモテで悪そう。

オオジョロウグモ

けど驚きなのはそのサイズ。
足まで含めると15センチはあるね。
いやマジで。

これでその大きさ、伝わるやろか?
でかいくせに意外と敏感で、手を近づけるとささっと逃げてしまい、
これでいっぱい。
手は11歳の姫。

オオジョロウグモ

前日の夜の森ツアーで、話には出たけど見れんかった日本最大のクモ、
これがそのオオジョロウグモでした。
本土のジョロウグモやコガネグモなんかと同じで、
巨大なのはメスのみ、オスは体長10ミリ程度だそうな。
奄美大島以南に生息。


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3日目
不測の事態から午前中が空いたので、
「星砂を拾いたい」とゆう姫のリクエストで、急きょ竹富島に渡った。
家並み見物はそこそこに、レンタルチャリでゆっくり海岸へ。

海岸では姫はほぼ一カ所から動かず、ひたすら地道に星の砂集め。
私は持参のパックロッドでしばしキャスティング。
一発トップに出たものの、移動中にメインラインに傷がついとったのか、
合わせと同時にラインブレイク……。
後にも先にもその一発きり。

予定の海岸滞在時間を大幅に超えてしまって、
大急ぎでチャリ屋へ。
「スローな時間が流れる竹富島」をほとんど味わうことなく、
2時間半の滞在は終了。
予定の船に乗らんと、午後のマンタツアーに間に合わんので、
ここはどうしても戻らんといかん。
3時間しかねーのに竹富島に渡ろうとゆうのはあまりにも無謀やった。
何しに行ったんやろ。


その竹富島で撮れたのは、チャリ道中のスジグロカバマダラのみ。

スジグロカバマダラ

大集団で移動・越冬するカバマダラによく似とるけど、
翅脈が黒いので、素人の私にも違いはわかりやすい。
カバマダラ同様、体内にはガガイモ科植物由来の毒あり。
宮古島以南に生息。


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石垣島最後の夜、夕方スコールが降ったせいか、
やたらとカエルが鳴きよる。
ホテルの植込みからも聞こえるので、当然探しに行きますわね。
当然近づいたら鳴きやみますわね。
姿ももちろん見えません。
が、闇の中に1点の光が。

正体はこいつ、陸生ホタルの幼虫でした。
でかい!



調べたところ、石垣島に生息するこの大きさのホタルといえば、
オオシママドボタルサキシママドボタルのどっちか。
で、やっぱりどっちがどっちか見分け方がわからん。
成虫になると大きさや出現時期で簡単に見分けられるってことやけど。
幼虫は陸生巻貝を食べて育つ。

どちらもいわゆるホタルらしい姿になるのはオスのみで、
メスを画像検索してみたら、ほぼこの幼虫の形状のまま飴色にしただけの感じで、
翅は退化して飛ぶこともできんって。
てことは生息域はほぼ固定されとるってことよねー。
さらに、サキシマのほうは成虫になるとほとんど発光せんげな。
他の光らんホタルと同じく昼光性なんかな?


最終日
ほとんど積極的な虫探しするヒマもなく、とうとう最終日。
初日の夜見たナナホシキンカメムシだけは
どうしても昼間撮っときたい。
実はかなりありふれた種で、灯火なんかにも普通に飛んでくるらしいけど、
結局あれから見らんかった。
ポイントはほぼ特定できとったので、迷うことなく目的地へ。

おったおった。

ナナホシキンカメムシ

ナナホシキンカメムシ

ナナホシキンカメムシ

ナナホシキンカメムシ

は〜〜、うつくしか〜〜〜。
もちろんこの日もあちこちに集団でおったんやけど、
単発でちゃんと撮りたかったので、単独行動中のやつを。

普通カメムシとゆうと、左右の翅が互いに背中で合わさっとって、
こんなふうにつるんとしとらんですよね。
かといって、甲虫のように左右に分かれるさや翅があるわけでもなし。
ならいったいどうなっとる?
実はこの背中、固い小楯板(しょうじゅんばん)が発達して、
全体を覆ってしまっとるんですってよ。
↓参考画像(囲んだ部分)

小楯板

それによって、弱い腹部をむきだしにすることなく、
後翅のみで飛び回ることができるようになっとるんだと。
カナブンの仲間なんかと同じですね。

ナナホシキンカメは多くのカメムシたちのような臭いガスは出さんらしい。
かわりに身を守る術として、こおゆう体の構造や派手な色を持ち、
成虫になっても集団をつくったりするようになったんだろか。
それとも逆なのか?


−−−−−−−−−−−−


ふ〜〜。

たいして虫には出会えんかったなーと思っとったけど、
いざ書いてみるとけっこうな数おりました。
これでも撮れとらんやつとか、選外のやつとかおるし。
オオゴマダラも見たのに撮れんかったもんなあ。
でかかったなあ。
昔から虫先人の方々が南西諸島に魅了されるわけが
よーくわかりました。

またいつか、ぜったい。


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